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環境goo大賞2002 受賞者決定 ~【企業の部】大賞:株式会社リコー、松下電器産業株式会社【自治体の部】大賞:東京都、三重県ほか ~

平成14年11月27日

報道発表資料

株式会社 NTT-X

環境goo大賞2002 受賞者決定
~【企業の部】大賞:株式会社リコー、松下電器産業株式会社
【自治体の部】大賞:東京都、三重県ほか~

 インターネットポータルサイト「goo」(*1)を提供する株式会社 NTT-X(*2、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中嶋 孝夫)は、本日『環境goo大賞2002』(*3) の受賞者を決定しました。
 『環境goo大賞2002』は、「goo」の環境情報提供サイト「環境goo」(*4)において、“消費者のエコライフ推進”“企業や自治体の環境保全に関する情報発信”と“NGOの環境保全活動及び情報発信”を応援すべく、インターネットを使った「環境コミュニケーション」の優良な手法の募集および表彰を行うもので、第3回目となる今年は86件の応募があり、大賞は企業の部から株式会社リコー、松下電器産業株式会社、自治体の部から東京都、三重県が受賞しました。

1.審査結果

<企業の部>
環境goo大賞:株式会社リコー
       松下電器産業株式会社
優 秀 賞:アサヒビール株式会社
審査員特別賞:株式会社日立製作所
<NGOの部>
環境goo大賞:該当なし
優 秀 賞:Think the Earthプロジェクト
      市民ZOOネットワーク
審査員特別賞:雨水利用を進める全国市民の会
       水資源環境保全協会
       エコ・リーグ(全国青年環境連盟)
<自治体>
環境goo大賞:東京都環境局
       三重県
優 秀 賞:該当なし
審査員特別賞:該当なし
<個人>
環境goo大賞:該当なし
優 秀 賞:山科則之 PCBをなくすために
      西森有里 海と遊ぶエコツアー
審査員特別賞:自然環境博覧

2.開催概要

(1) 表彰対象
 Webを活用した“環境コミュニケーション”を実施している企業/自治体/NGO/個人のホームページ
(2) 応募方法
平成14年9月17日(火)~10月11日(金)の期間に、「環境goo」
(応募ページURL:http://eco.goo.ne.jp/taisyou/)にて受付
(3) 審査項目
(a) 目的・テーマについての創意工夫
・テーマ設定のユニーク性(20点)
・ユーザコミュニケーション方法 (20点)
(b) 情報の内容
・情報の深さ、専門性、付加価値情報 (10点)
・更新頻度、情報の新鮮さ (10点)
・内容、適切な表現 (10点)
(c) ホームページの使い勝手・運営方法
・デザイン(10点)
・編集などの表現技術 (10点)
・ナビゲーション (10点)
(4) 選考手順
第1次:「環境goo」事務局による選考を行い候補数をカテゴリ毎に約10点に絞ります。
第2次:会員数約8万人の「環境goo会員」(*5)による投票を行います。投票結果はポイント換算し、第3次選考の際の参考資料とします。
第3次:審査員による選考。先述の審査項目について審査員が総合評価・審査します。
(5) 審査委員
・山本 良一 (東京大学 生産技術研究所教授、国際・産学共同研究センター長)
・川北 秀人 (人と組織と地球のための国際研究所代表)
・深尾 典男  (日経BP社 日経エコロジー編集長)
・飯島 ツトム (環境を考えるプランナーの会 CO-WORKS代表)

3.今回の特徴

(1) 審査結果の公開
 応募者から、今後の参考にすべく審査内容を公開してほしいとの要望を数多くいただいたため、今回より審査項目、審査点数、審査員コメントを下記にて公開します。
・審査結果公開URL http://eco.goo.ne.jp/taisyou/
(2) 各賞基準の変更
 過去2回の環境goo大賞では、審査合計点数の上位から環境goo大賞、優秀賞、審査員特別賞各1件ずつの受賞としてきましたが、全体のレベル向上を図るべく、今回より一定の評価点数に達しているものを表彰することとしました
<評価基準>
環境goo大賞: 83点以上
優 秀 賞: 78点以上
審査員特別賞: 73点以上

4. 講評

 企業部門では、株式会社リコーが「経営理念から具体的な活動までの一貫性があり、環境経営を推進する意志が伝わってくる。社会に必要な企業になろうとする姿勢に好感が持てる。」(CO-WORKS代表 飯島氏)、「コミュニケーション・ツールとしての配慮が随所に生かされ、昨年から今年への進化も著しい。」(川北 秀人 :人と組織と地球のための国際研究所(IIHOE)代表)、また、松下電器産業株式会社が、「情報量は豊富。分類の仕方なども非常に適切。“キーワードで読む環境活動”など、かなり親切なつくりになっている。」(深尾 典男:日経BP社 日経エコロジー編集長)といった評価で、大賞に選ばれました。
 また、自治体部門では、東京都が「情報量と質の面で申し分ない。テーマ別の分類も親切。だが何よりも、重点紹介が高く評価できる。これにより、東京都が環境面で何を模索するのか、都民に何を訴えたいか、明確に表現された。」(深尾 典男:日経BP社 日経エコロジー編集長)、また、三重県が「ユーザとの距離感を近づける創意工夫が見られ好感が持てる。多くのセクションの人々が参加して一体感がある。」(CO-WORKS代表 飯島氏)といった評価で、環境大賞を受賞しました。
※各審査員の総評は別紙を参照ください。
《 補足 》
(*1)【 goo 】http://www.goo.ne.jp/
 約1,300万人のユニークユーザ(下記注)を有する国産最大のポータルサイト。“webページ検索サービス”をはじめとする多彩な「検索サービス」を核に、約265万会員を有する「コミュニティ」や「e-リサーチ」サービスなどを提供しています。現在、「goo」の機能・サービスの拡張を図っており、ユーザの皆様のご興味やご関心、ライフスタイルをナビゲートし、また、企業の皆さまのマーケティングをサポートできる『No.1ナビゲーター』を目指して、8月6日にトップページを使いやすく改訂、同7日には超高速ロボット型検索エンジンの公開実験をスタートさせたところです。
(注)日本リサーチセンターのWWW視聴率調査レポート(JAR Report vol.47:調査期間 2002/8/12~2002/9/8)による視聴率47.2%(NAR:4週間に1度以上の訪問者の比率)をもとに,日本のインターネットユーザーを約2800万人(日本リサーチセンター調べ)として算出
(*2)【 NTT-X 】http://www.nttx.co.jp/
 NTT再編に先立つ1999年4月、NTTのマルチメディア推進本部および研究所のスタッフ201名(平均年齢29.5歳)によってスタートした、NTTグループのインターネットサービス会社。国内ネット人口の半数以上が利用するナビゲーションサイト「goo」(www.goo.ne.jp)や、国内最大の本格的e-ラーニングサービス「E-cube」(e-cube.ne.jp)、日本のITカルチャを牽引するWebマガジン「HotWired JAPAN」 (www.hotwired.co.jp) 、国内でベスト10に入る売上高を誇るオンラインPCストア「NTT-X Store」(store.nttx.co.jp) など、数々のネットビジネスを“市場の先陣”としてみずから営みつつ、リーディングカンパニーとして培った技術・ノウハウ・経験をもとに、多くの企業・団体にITコンサルティングやソリューションサービスを提供しており、このユニークなビジネスモデルを「Media X(クロス) Solution」というフレーズで表現しています。
(*3)【 環境goo大賞2002 】
 企業/自治体/NGO/個人のWebを活用した“環境コミュニケーション”への取り組み方法に焦点を当て審査・表彰を行ない、環境問題に対する消費者と企業/自治体/NGOとの情報流通のしくみづくりを支援していきことを目的として実施するNTT-X独自企画です。
(*4)【 環境goo 】http://eco.goo.ne.jp/
 NTT-Xが運営する日本国内最大の“環境情報ポータルサイト”。企業からコンシューマまであらゆるユーザの環境情報ニーズに対応しています。アクセス数は約600万ページビュー/月、メールサービス(無料)の会員数は約80,000人です。
(*5)【 環境goo会員 】
 「環境goo」のメールサービスに申し込んでいる約8万人のユーザのことを指します。