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NTT-Xと三省堂が提携 -ポータルサイト「goo」の「インターネット辞典」機能を強化-

平成11年9月17日

(お知らせ)

株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー情報流通

NTT-Xと三省堂が提携
-ポータルサイト「goo」の「インターネット辞典」機能を強化-

 株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー情報流通(*1)(以下NTT-X 、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:池田 茂)は、この度、株式会社三省堂(*2)(以下 三省堂、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:五味 敏雄)と提携し、平成11年9月17日(金)より、NTT-Xが提供するポータルサイト「goo(*3)」上で、総合大型国語辞典「大辞林 第二版(*4)」の提供を開始します。
 今回の提携は、ポータルサイト初の辞書サービスとして、平成11年8月2日より「goo」上で提供している「英和・和英辞典」の辞書機能を、さらに強化したものです。
1. 概要
 NTT-Xは、ポータルサイト「goo」のサービス強化を目指し、現状の「英和・和英辞典」に加え、辞書機能の強化を検討してきましたが、辞書コンテンツの選択にあたっては、三省堂「大辞林 第二版」の持つ「三省堂の辞書」としてユーザーに与える信頼感、また、日本最大級・最良の国語辞典コンテンツであること、単なる辞書の域を越えた百科事典的な要素等を評価し、「goo」で提供する辞書コンテンツとして選択しました。
 また、三省堂は、インターネット市場の将来性に期待するとともに、「goo」のブランド・集客力および検索サイトとして国内No.1の実績を評価し、「goo」上で辞書コンテンツを提供します。
両社は、アクセス集計・分析によるインターネット上での辞書ニーズの把握、編集への活用等、ネットワーク辞書ならではの展開を図っていきます。
2. 両社の狙い
(1) NTT-X
 三省堂の辞書コンテンツが備える多彩な機能を活用し、「goo」の「目的サーチ」(=デスクトップ・ツール型サーチ)機能を強化します。
 これにより、「goo」のイメージアップおよび新たなユーザー層開拓を目指します。
(2) 三省堂
 辞書の知名度を上げるとともに、新しい形のデジタル辞書の使われ方を研究し、今後のデジタル辞書の内容にも反映させていきます。
3. 今後の展開
 本提携により、両社は、各々「goo」「大辞林」の機能強化を実現するとともに、両社の一層のイメージアップに向けて、より強力なパートナーシップを発揮していきます。
(補足)
*1:株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー情報流通(英社名:NTT-ME Information Xing, Inc. )コミュニケーションネーム:「NTT-X」。
 インターネットや企業内 IP ネットワークにおける、高付加価値情報流通プラットフォームの提供を中心としたマルチメディアビジネスを展開し、ポータルサイト「goo」を運営しています。
URL:http://www.nttx.co.jp/
*2: 株式会社三省堂(英社名:Sanseido Co., Ltd.)
 CD-ROMや電子ブックなどの媒体を利用し、国語、英和、和英、独和、仏和辞典など、辞書を中心にさまざまな電子データを発売しています。今回の「goo」へのデータ提供により、より使いやすいネット上の辞書を研究し、改訂していきます。
URL:http://www.sanseido-publ.co.jp/
*3:goo(グー)
 NTT-Xが提供するポータルサイト「goo」は、現在一日あたり1,000万のページビューがあります。日本最大規模のウェブのデータベースに加えて、ニュース・書籍情報など専門データベースの一括検索など、多彩で強力な検索サービス「サーチ」を核に、ニュースからエンターテイメントまでの最新情報を提供する「ホットチャネル」、手軽で便利なウェブメール「フリーメール」、こだわりを満足させる「gooショップ」、インターネット・アンケートを実施する「gooリサーチ」などを提供するインターネットの総合情報サイトです。また、「日経goo」は、日本経済新聞社と共同で提供するビジネスサイトです。
URL:http://www.goo.ne.jp/
*4:大辞林 第二版
 収録語数23万3千語、全ての時代、あらゆる分野の言葉を網羅し、「現代におけるその言葉の意味」を優先して分かりやすく解説した百科的大型国語辞典です。
 言葉の使用例を豊富に収録したほか、語法の解説も充実させ、季語・俳句を歳時記なみに数多く収めており、現代人に欠かせないアルファベット略語も一層拡充しています。