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gooリサーチ結果(No.17) 「輸入車に関するインターネットアンケート」調査結果

平成12年7月10日

(お知らせ)

株式会社エヌ・ティ・ティ エックス
株式会社三菱総合研究所

gooリサーチ結果(No.17)
「輸入車に関するインターネットアンケート」調査結果

 株式会社エヌ・ティ・ティ エックス(東京都千代田区大手町2-2-2、代表取締役社長 池田茂)と株式会社三菱総合研究所(東京都千代田区大手町2-3-6、取締役社長 谷野 剛)は、平成11年12月15日から本年1月21日まで、2社が共同で運営するインターネット・アンケート・サイト「gooリサーチ」の一般参加型調査として「輸入車に関するアンケート」を実施した。回答者数は5,401名であった。
【輸入車保有者の動向】
・回答者のうち、現在輸入車を保有している人の割合は12.6%と、市場実勢よりは高めの値となった。
・保有者のメーカー別のシェア順位はVW/AUDI(21.1%)、BMW(12.4%)、MERCEDES-BENZ(11.5%)、OPEL(9.3%)と概ね市場の販売動向に類似の結果となった。
・他方、車種別に見ると、1位の「ゴルフ」、2位の「BMW3シリーズ」に次いで3位に「ローバー・ミニ」が入る結果となった。これは回答者の大半を占める20代、30代に「ミニ」人気が根強いことを反映している。
・購入は「新車」によるものが67.7%と大半を占め、また保有車の年式も平成8年(1996年)以降が半数を占める。
・購入の動機は「外観がよい」(25.4%)、「安全性が高い」(14.2%)、「品質が高い」(11.1%)、「性能がよい」(10.9%)が上位を占め、「外観のよさ」が輸入車購入の最大の動機であることを示している。
・また、購入の動機をメーカー別に見ると、BMW、VW/AUDI、OPEL、ROVER等ではこの「外観のよさ」は1位または2位を占めるのに対し、MERCEDES-BENZの場合には1位「安全性が高い」、2位「品質が高い」に対して「外観のよさ」は5位であり、他のメーカーの選択理由とは顕著に異なる傾向を示す。
・保有車の満足度については、「大変満足している」(35.3%)、「満足している」(52.1%)と、全体に満足度は高い。
【購入希望者の動向】
・現在、輸入車を保有していず、購入希望を持つ人の回答では、メーカー別順位は、BMW(20.1%)、MERCEDES-BENZ(16.8%)、VM/AUDI(16.2%)ROVER(10.2%)となった。保有者の場合に比べ、ドイツ系3大メーカーが強い点は共通だが、ROVERが順位を上げている。
・ ROVER人気は車種別に見ると、1位「ゴルフ」(6.2%)に次ぐ2位に「ローバー・ミニ」(4.4%)の人気が高いことが背景にあり、「ローバー・ミニ」の人気の強さを物語っている。
・購入に関してはやはり「新車による購入」を望む人の割合が77.6%と高い。
・購入したい動機としては、1位に「外観がよい」(40.0%)が来る点は保有者と共通だが、それ以下は2位「ステータスがある」(15.1%)、3位「品質が高い」(10.5%)、4位「性能がよい」(9.2%)、「安全性が高い」(8.1%)と、保有者の場合とはかなり異なる。特に、「ステータスがある」の高さが特徴的である。
・購入の動機を希望メーカー別に見ると、BMW、MERCEDES-BENZ、ROVER支持者では、「ステータスがある」と「外観がよい」が1位または2位にあげられ、保有者の場合の動機とは異なる傾向を示す。特に、MERCEDES-BENZの場合には保有で上位に挙がらなかった「外観のよさ」が、購入希望では2位になるなど、意識の違いを窺わせる。