gooリサーチ結果(No.32) ビジネスにおけるEラーニングの利用に関する調査 ~社内研修・OJTよりもEラーニングを評価、普及のカギは「緊張感持続」の仕組み~

平成13年10月22日

株式会社エヌ・ティ・ティ エックス

株式会社三菱総合研究所

gooリサーチ結果(No.32)
ビジネスにおけるEラーニングの利用に関する調査
~社内研修・OJTよりもEラーニングを評価、普及のカギは「緊張感持続」の仕組み~

 NTT-X(東京都千代田区、代表取締役社長 池田 茂)と、株式会社三菱総合研究所(東京都千代田区、取締役社長 谷野 剛)は、2001年9月12日から9月13日まで、2社が共同で運営するインターネット・アンケート・サービス「gooリサーチ・ビジネス」のモニターである企業・公共団体等に勤める経営者、従業員の方を対象に「ビジネスにおけるEラーニングの利用に関する調査」を実施しました。有効回答者数1,513名でした。

1. 調査概要

 実施時期:2001年9月12日~2001年9月13日
回答者数:1,513名
実施方法:gooリサーチ・ホームページ上での「gooリサーチ・ビジネス」モニターを対象としたインターネット・アンケート
http://research.goo.ne.jp/
 回答者属性:役職者と一般社員クラスの比率が7:3。役職者の内訳は「社長・会長クラス」8.8%、「部長クラス」9.3%、「課長クラス」18.5%、「係長・主査クラス」16.7%など。勤め先の業種は多い順から「製造業」24.7%、「通信・IT関連サービス」20.0%、「その他のサービス」10.9%、「商業・卸売・小売」10.6%など。従業員数は最も多い「5000人以上」の18.0%から最も少ない「3000~4000人」の3.4%までの範囲内。

2. 調査結果について

 ビジネスマンの9.5%がEラーニングの利用経験者であり、このうち63.0%がEラーニングでの学習効果を認めている。学習分野は現時点でのメニューの多さ、コンテンツの充実度の違いを反映して、「IT」(62.9%)、「語学」(30.8%)が他の分野を引き離している。今後については、84.5%のビジネスマンがEラーニングの利用意向ありと回答し、社内集合研修、OJTよりも評価が高いことから、Eラーニングの成長と普及が予想される。ただし、Eラーニングのデメリットとして3割以上が「一人でパソコン等に向かうため緊張感が保てない」としており、サービス事業者にとって、Eラーニングを受講する際の緊張感持続の仕組みづくりが必要とされる。

3. 調査結果のポイント

[ビジネスマンのEラーニング利用状況]
■ビジネスマンの9.5%がEラーニングの利用経験者である。
■Eラーニングの学習分野は「IT」(62.9%)、「語学」(30.8%)が他の分野を引き離しており、現時点でのメニューの多さ、コンテンツの充実度の違いを反映した結果となった。
[ビジネスにおけるEラーニング利用の有効性、メリット・デメリット]
■Eラーニング利用経験者の63.0%が「効果あり」と回答している。
*「効果あり」=「かなり効果があった」(9.1%)+「やや効果があった」(53.9%)
■具体的効果・メリットでは「自分のペースに合せた学習や進捗管理ができる」(69.9%)、「時間を有効に使える」(64.3%)、「通学などの手間が要らない」(46.9%)との回答が多く、習う側中心の学習が可能なEラーニングの特性に利用者も魅力を感じているようだ。
■この一方で、不便な点・デメリットについては、「一人でパソコン等に向かうため緊張感が保てない」(37.1%)、「通信速度やシステム側での処理速度が遅くイライラする」(35.0%)が多く、これもEラーニングの特徴的な項目である。特に「一人でパソコン等に向かうため緊張感が保てない」は、Eラーニングを利用したくない理由でも34.5%でトップに挙げられていることから、受講者を飽きさせず学習意欲を維持する仕組みをうまくつくれるかどうかが、Eラーニング普及のカギの一つと言える。
[ビジネスマンのEラーニング利用意向]
■84.5%のビジネスマンが、今後、Eラーニングの利用意向ありと回答している。
*「利用意向あり」=「ぜひ利用したい」(5.7%)+「メリットを感じれば利用したい」(78.8%)
■また、仕事やキャリアアップに役立つと思う研修/学習手段を尋ねたところ、Eラーニングが46.9%と、OJT(36.4%)や社内集合研修(30.3%)といった、従来から広く行われてきた社内の人材育成方法よりも多くの支持を得ている。
■Eラーニングを利用したいと思う理由は、多い順から「時間を有効に使えるから」(68.0%)、「自分のペースに合せた学習や進捗管理ができるから」(60.8%)、「通学などの手間が要らないから」(55.1%)となっており、利用経験者の効果・メリットに対する回答とほぼ同様である。
■Eラーニングで学習したい分野は、利用経験者の学習分野と同様に、「IT」(50.8%)、「語学」(49.2%)が多いが、「経営・マネジメント」(29.4%)、「財務・会計」(23.0%)、「その他スペシャリスト系(=弁理士、中小企業診断士、通関士など)」(21.9%)等も2割を超えている。
以上
本件に関する報道機関からのお問合せ先
NTTレゾナント株式会社 広報担当:pr@nttr.co.jp

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