gooリサーチ結果(No.26) 「次世代携帯電話に関する調査」 ~次世代 携帯電話サービスはロケーションサービスの利用意向が高い~
平成13年5月29日
株式会社エヌ・ティ・ティ エックス
株式会社三菱総合研究所
gooリサーチ結果(No.26)
「次世代携帯電話に関する調査」
~次世代 携帯電話サービスはロケーションサービスの利用意向が高い~
株式会社エヌ・ティ・ティ エックス(東京都千代田区大手町1-6-1、代表取締役社長 池田 茂)と、株式会社三菱総合研究所(東京都千代田区大手町2-3-6、取締役社長 谷野 剛)は、2001年1月18日から2月2日まで、2社が共同で運営するインターネット・アンケート・サイト「gooリサーチ」の一般参加型調査として「携帯電話に関する調査」を実施した。有効回答者数は7736名でした。
【調査概要】
実施時期:2001年1月18日~2001年2月2日
回答者数:7736名
実施方法:gooリサーチ・ホームページ上での公開型インターネット・アンケート
http://research.goo.ne.jp/<調査データはこちらでご覧ください>
回答者数:7736名
実施方法:gooリサーチ・ホームページ上での公開型インターネット・アンケート
http://research.goo.ne.jp/<調査データはこちらでご覧ください>
【調査結果のポイント】
1、携帯電話・PHSの利用状況
携帯電話・PHSの利用状況をみると、利用年数は30代・40代男性が平均で4年以上と長いが、買い替えサイクルは10代が1年以下と短い。また、若年層は「目覚まし時計にも利用している」・「携帯電話を忘れた時は落ち着かず不安になる」・「着メロは頻繁に変える」が多く携帯電話とのかかわり方も年代によって違いがみられる。
2、ウェブ・フォン利用状況
ウェブ・フォンの利用状況をみると、有料コンテンツは着メロの利用が多く、1ヶ月あたりの有料コンテンツ・サービスの利用料金の平均金額は771円であった。1日あたりのメール平均送信数は5.8通、平均受信数は6.7通であった。有料コンテンツ・メールの利用は若年層、特に女性が牽引している。
3、NTTドコモの次世代携帯電話FOMAについて
NTTドコモが首都圏の一部で2001年5月より試験サービスを開始する次世代携帯電話サービス「FOMA」については、サービス認知度は約半数、通信速度の認知度は3割となっている。特にサービス認知度は、5月より試験開始の東京・神奈川ユーザ、 i-モードユーザの認知度が高い結果となった。また、利用意向については、「現在と同じ月額使用料ならば利用してみたい」が約8割を占めており(特にi-モードユーザは約9割を占めている)、通常のネット接続サービス100円程度が最低ラインという結果になった。
4、次世代携帯電話のサービス・機能について
次世代携帯電話のサービス・機能(有料)の利用意向をみると、ロケーションサービス(注)の積極利用層が約4割と一番多く、TV電話機能は3割以上、音楽ソフト配信サービス・映像ソフト配信サービス・ゲームソフト配信サービスは2割以上となっている。また、ロケーションサービス・TV電話機能は性・年代で利用意向の大きな違いは見られないが、音楽ソフト配信・映像ソフト配信・ゲームソフト配信は若年層が高い結果となった。
(注)ロケーションサービスとは、携帯電話の所在を把握し、その居場所に応じた情報を提供するサービスです。
次世代携帯電話サービスで利用したいコンテンツをみると、音楽ソフト配信・映像ソフト配信サービスは音楽系、ゲームソフト配信はパズル・カード・スロット・ルーレット(利用意向が高い層はロール・プレイング)、ロケーションサービスは交通機関の事故情報・レストラン情報・趣味・嗜好に関する最新情報が多い結果となった。