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gooリサーチ結果(No.38)「W杯開幕目前!緊急25,000人アンケート結果」 ~初戦ベルギー戦は敗戦、優勝国はフランスを予想、不安広がるフーリガン、テロ~

平成14年5月29日

報道発表資料

株式会社NTT-X

株式会社三菱総合研究所

gooリサーチ結果(No.38)
「W杯開幕目前!緊急25,000人アンケート結果」
~初戦ベルギー戦は敗戦、優勝国はフランスを予想、不安広がるフーリガン、テロ~

 国内最大級のインターネットアンケート・サービス「gooリサーチ」(*1http://research.goo.ne.jp/ ) を共同で提供するNTT-X (本社:東京都千代田区、代表取締役社長:池田 茂)と株式会社三菱総合研究所 (本社:東京都千代田区、取締役社長:谷野 剛)は、国内ネット人口の半数以上に利用されているポータルサイト「goo」(*2http://www.goo.ne.jp/ )で、日韓共催「2002年FIFAワールドカップ」に関する大規模調査「W杯開幕目前!緊急アンケート」を実施しました。有効回答者数は、25,010名を得られました。
<調査概要>
1. 調査方法:公開型インターネット・アンケート
   ポータルサイト「goo」上で公開実施
2. 調査期間:平成14年5月24日(金)~5月28日(火)
3. 回答者数:全国の男女25,010名
4. 回答者の属性:
  ・性別 男性:48% 女性:52%
  ・年齢 10代:3% 20代:27% 30代:42%  40代:21%  50歳以上:7%
  ・テレビなどでサッカーの試合を見る頻度
   日頃よく見る:20% 時々見る:34% たまにしか見ない:22%
   ほとんど見ない:24%
<調査結果について(概要)>
 日韓共催「2002年FIFAワールドカップ」での日本代表チームに対する国民の期待、W杯開催にともなう不安などについて、開幕目前となった5月24日(金)から5月28日(火)にかけて、全国の男女約25,000人に緊急アンケートを実施した。
 本調査では、回答者の半数以上が、日本代表チームの決勝トーナメント進出を予想。その一方、初戦のベルギー戦では9,000人に相当する35%回答者が敗戦を予想している。第2戦のロシア戦では予想はほぼ二つに分かれ、第3戦チュニジア戦では50%以上が日本代表チームの勝利を期待している。もっとも得点を決める日本選手では「中山」がトップ。優勝国ではフランスを上げる人がもっとも多く、日本の優勝と答えた人はわずか1.0%だった。
 W杯開催にともない、半数の回答者がフーリガンの暴動、30%の回答者がテロに不安を抱いており、不安を感じていない人はわずか10%にしか過ぎなかった。一方、日本経済への経済効果は70%以上の人々が「効果がある」と認めている。
<調査結果のポイント>
1.高まる日本代表チーム活躍への期待
(1)ベルギー戦は苦戦
 日本代表の1次リーグ初戦の対ベルギー戦では、「負ける」(35%)という回答が「勝てる」(26%)を上回り、さらに「引き分け」を予想している人も1次リーグの3試合中、最も多い26%を占めており、多くの人が苦戦を予想している(別紙図1)。
 第2戦の対ロシア戦では「勝てる」(34%)が「負ける」(32%)をわずかに上回っているが、ほぼふたつに予想が割れており、「引き分け」の予想は20%(別紙図2)。
 第3戦の対チュニジア戦では55%以上の回答者が「勝てる」と予想しており「負ける」(18%)を大きく上回っている。引き分けの予想は13% (別紙図3)。
(2)1次リーグを2位で突破
 1次リーグの最終順位を聞いたところ、「1位」の回答が10%、「2位」の回答が44%を占めており、合わせて54%に相当する約13,000人が「1位または2位」で日本代表の決勝トーナメント進出を予想している(別紙図4)。また、もっとも多くの得点を決める選手では、前回フランス大会で得点した「中山」が30%の支持を得ており、ついで「中田(英)」(20%)、「柳沢」、「三都主」、「小野」、「鈴木」、「森島」、「西澤」と続いている(別紙図5)。
(3)優勝国はフランス
 優勝国については、前回優勝の「フランス」(28%)の回答が最も高く、「アルゼンチン」(17%)、「イタリア」(14%)、「ブラジル」(11%)、「イングランド」(7%)、「ドイツ」(2%)といった過去の優勝経験国が続いた。「日本」(1%)を優勝と回答した率は、「カメルーン」(2%)よりも低く、現実的な回答結果となった(別紙図6)。
2.W杯開催で広がる不安感
(1)フーリガン、テロ、犯罪の不安
 W杯開催の不安要素としては、懸念されている「フーリガンの暴動」(54%)をあげる人がもっとも多く、「交通トラブル」(49%)が続く。さらに、「テロの発生」(33%)や「窃盗・放火などの犯罪の増加」(23%)の不安を指摘する人が2割から3割を占めており、W杯開幕目前となり、治安に対する国民の不安が浮き彫りになっている。また「その他」の回答では、「外国人の不法滞在」「警備や主催者の不備」「チケット問題」「マスコミの過剰報道」「日本のふがいない敗戦後」などが不安と指摘している(別紙図7)
(2)経済効果は多少あり
 W杯の日本経済への経済効果については、「大きな効果(12%)」「多少の効果(64%)」という回答が合わせて70%以上を占め、国民の多くがプラス効果を評価していることがわかった。一方、「経済効果はなし(15%)」「マイナス効果(7%)」という意見も合わせて20%以上を占めている(別紙図8)。
以上
《 補足 》
(*1)【 gooリサーチ 】http://research.goo.ne.jp/
 ポータルサイト「goo」を運営するNTT-Xと、日本のリーディングシンクタンクである三菱総研の調査企画力、コンサルティング力が融合した、高品質で付加価値の高いeリサーチ・サービスです。携帯電話でアンケートに答える「gooリサーチ・モバイル」モニター(2.9万人)、支出決定権限を有するビジネスマンを中心とする「gooリサーチ・ビジネス」モニター(7,300人)を含め、約15万人の登録モニターを擁し、消費者向け調査から、法人向け調査、グループインタビューまで、様々な市場調査ニーズに対応しています。(モニターの人数はいずれも平成14年5月現在)
(*2)【 goo 】http://www.nttx.co.jp/
 ”webページ検索サービス”をはじめとする多彩な「検索サービス」を核に、約265万会員を有する「コミュニティ」や「e-リサーチ」サービスなどを提供しています。環境専門の「環境goo」、地域情報の「まちgoo」、こども向けの「キッズgoo」、ビジネス情報の「日経goo」、ブロードバンドコンテンツ専門の「gooブロードバンド」等、専門コーナーも次々にスタートさせております。
【調査結果データ】
図1.1次リーグ初戦のベルギー戦で日本代表チームは勝てると思いますか(N=25,010)
図2.1次リーグ第2戦のロシア戦で日本代表チームは勝てると思いますか(N=25,010)
図3.1次リーグ第3戦のチュニジア戦で日本代表チームは勝てると思いますか(N=25,010)
図4.1次リーグで日本代表チームは何位になると思いますか(N=25,010)
図5.もっとも多くの得点を決める日本選手は誰ですか(上位回答) (N=25,010)
図6.ワールドカップ優勝国は(上位回答) (N=25,010)
図7.ワールドカップ開催にともなう不安(N=25,010)
図8.ワールドカップ開催による日本経済への経済効果(N=25,010)