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「goo」に白河市の商工事業者情報を提供する 『白河 楽っく(らっく)モール』を開設

平成15年6月26日

報道発表資料

株式会社楽市白河
株式会社NTT-X

「goo」に白河市の商工事業者情報を提供する
『白河 楽っく(らっく)モール』を開設

 第3セクターとして白河市街づくりの中核を担うTMO機関の株式会社楽市白河(*1、住所:福島県白河市、代表取締役:和知 繁蔵)は、株式会社NTT-X(*2、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中嶋 孝夫)が提供するインターネットポータルサイト『goo』(*3)にて、白河市の各商工事業者の情報やイベント等を紹介するサイト『白河 楽っくモール』(URL:http://machi.goo.ne.jp/mall/shirakawa)を、平成15年7月1日に開設します。
 本サイトの開設にあたっては、NTT-Xが提供する「goo」の商店街・店舗向けASPサービス「goo商店街キット」を活用することで、多彩なサービス・機能を有するホームページを、安価かつ手軽に実現したものです。

1. 背景

(1)白河市の中心街地は福島県南地域(圏域人口15万人)の中心として栄えつつあるものの、近年の自動車利用を前提とした郊外大型店の相次ぐ進出による商店街の衰退や都市部人口の減少に伴う消費人口の減少などの現状を踏まえ、地域コミュニティの中核としてその活性化が求められています。
 白河市では、平成10年度より市街地の整備改善を行う整備事業と商業等の活性化に向けた施策として「白河市中心街地まちづく基本構想」を推進しています。このうち商業等の活性化について、「中心市街地整備改善活性化法」に基づき、商店街、行政、市民その他事業者等が、共同で中心市街地の活性化に取り組む機関であるTMO(Town Management Organization)として、白河市をはじめ、商工会議所や市内の中小企業者等の出資により楽市白河が設立されました。
(2) 楽市白河では、その取り組みの一つとして、インターネットを活用した商店街のPRと旬な情報発信を図るべく、平成14年に「白河仮想商店街”楽っくモール”楽市白河」を開設し独自のサイト運営を続けてきました。しかしながら掲載店舗の増加に伴い、ページ作成や情報更新の稼動とコストも増加したことから、その効率的かつ効果的な訴求が可能な仕組みを模索すると共に、既存サイトと共存しながらアクセス増加が期待できるサイト連携を模索していました。
(3) NTT-Xでは、会員店舗を含む全国の各商工団体のホームページについて、簡易な操作にてホームページの開設・更新が随時可能で、効率的なホームページ運営に必要な機能をオールインワンにパッケージした、日本初の商店街向けホームページ構築支援ASPサービス「goo商店街キット」を提供していますが、本サービスを活用することで楽市白河の抱える課題を解決し、「goo」の集客力によるアクセスの増加と合わせ、新たなサイト構築を低価格かつ効率的に実現しました。。

2. 『白河 楽っくモール』について

(1)概要
 楽市白河では、この度既存の『白河 楽っくモール』へのアクセスの誘導と新規登録店舗のホームページ作成・運用の効率化を図るべく「goo商店街キット」を活用し、「goo」上にも『白河 楽っくモール』を構築しました。商店街全体の情報の入り口となるトップページと、あらかじめ登録された各店舗のページ(スタート時約100店舗、9月中目途に180店舗まで追加予定)で構成されます。
(2)「goo商店街キット」について
 あらかじめ用意された入力フォームに必要事項を入力するだけで、簡単に商店街および各店舗のホームページが作成できるASPサービスです。ホームページは「goo」に掲載され、アクセスの向上が可能です。
(a)商店街のページについて
・最大500件の店舗を登録可能で、各店舗情報への入り口となる「商店街」を代表するページを作成できます。
・入力フォームに必要事項を入力するだけで、「ニュース、イベント情報の発信」、「クーポン発行」、「掲示板、リンク集の開設」、「メルマガ発行」等を簡単に行うことができます。
・「goo」で各地域情報を提供する「goo地域」のコーナーにて、各県毎のページの下に各商店街の名称を詳細エリアとして登録されることでより認知度が高まります。
 ※『白河 楽っくモール』の場合:「goo地域」の「福島」のページから直接「白河」をクリックするとアクセスできます。
・所属する店舗のホームページの情報を一括で書き換えるなど管理が容易です。
(b)各店舗のページについて
・「店舗名、住所」等の基本情報をはじめ、「お店のPR文」、「営業時間、経路情報」などをワープロ感覚で入力可能し、写真も手軽に掲載できます。
・各店舗のページのURLは、「http://machi.goo.ne.jp/電話番号」となるので、お店の電話番号のPRにもなります。
 例)電話番号03-1234-5678の場合のURL:http://machi.goo.ne.jp/03-1234-5678
・掲載情報の一部を修正の際、修正内容をセンターにFAX送信することで更新できます。
・掲載情報は「goo地域」のiモード、Lモード各公式サイトにも同時に掲載されます。
(3)費用について
 「goo商店街キット」は、初期費用50万円、利用料100万円/年(個店舗最大500店舗まで)という低価格でサイト構築・運用を実現できます。

3. 今後の展開

 楽市白河では、この度構築した『白河 楽っくモール』と既存サイトの更なる連携による効率的運用も視野に入れ、更に情報を拡充していくと共に、「goo」でのサイト開設に伴うアクセス増加を視野に入れ、地場産品の物販などを検討していきます。
 またNTT-Xでは、運用の効率化、アクセスの向上を目指す商店街サイト運営者に広く「goo商店街キット」の販売を強化していきます。
以上
《本件に関する問合せ先》
株式会社 楽市白河
E-mail:rakuiti-shirakawa@ninus.ocn.ne.jp
NTT-X 広報室
E-mail:pr@nttx.co.jp
《 補足 》
(*1)【 株式会社楽市白河 】http://www.rakuiti.com/tmo/top.htm
 白河仮想商店街「楽っくモール」(http://www.rakuiti.com/main.htm)を運営するなど、インターネットを活用した地域情報発信にも積極的に取り組む白河市エリアのTMO機関です。
・商 号:株式会社 楽市白河
・所在地:福島県白河市大手町3番地8
・設立年月日:平成12年7月25日
・資本金:受権資本1億800万円、振込資金2,700万円
・出資者数:38個人・団体(白河市、白河商工会議所、白河信用金庫、ほか地域中小事業者)
(*2)【 NTT-X 】http://www.nttx.co.jp/
 NTT再編に先立つ1999年4月、NTTのマルチメディア推進本部および研究所のスタッフ201名(平均年齢29.5歳)によってスタートした、NTTグループのインターネットサービス会社。国内ネット人口の半数以上が利用するナビゲーションサイト「goo」(www.goo.ne.jp)や、国内最大の本格的e-ラーニングサービス「E-cube」(e-cube.ne.jp)、日本のITカルチャを牽引するWebマガジン「HotWired JAPAN」 (www.hotwired.co.jp) 、国内でベスト10に入る売上高を誇るオンラインPCストア「NTT-X Store」(store.nttx.co.jp) など、数々のネットビジネスを“市場の先陣”としてみずから営みつつ、リーディングカンパニーとして培った技術・ノウハウ・経験をもとに、多くの企業・団体にITコンサルティングやソリューションサービスを提供しており、このユニークなビジネスモデルを「Media X(クロス) Solution」というフレーズで表現しています。
(*3) 【 goo 】http://www.goo.ne.jp/
 株式会社NTT-Xが運営する『goo』は、1か月あたり約2,000万人を超えるユーザ※からのアクセスを有する、日本を代表するインターネットポータルサイトです。サービスの中核である「検索エンジン」ではWebページの検索サービスのみならず、辞書や地図、その他各種実用情報の多彩且つ膨大なデータベースの検索サービスを提供しています。その他、「コンテンツ」「パーソナルツール」「コミュニティ(約345万会員)」等の幅広いサービスを提供しています。また、それらサービスへのアクセス者数を背景として、国内屈指のネット調査サービス「gooリサーチ」等を、主に法人向けに提供しています。
※日本リサーチセンターのWWW視聴率調査レポート(JAR Report vol.53:調査期間 2003/1/27~2003/2/23)による視聴率52.6%(NAR:4週間に1度以上の訪問者の比率)をもとに,日本におけるパソコンでのインターネット利用ユーザを約3,800万人として算出