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国内初!NTT-Xで「goo」などのロボット型検索エンジンを対象としたURL登録サービスの販売を開始 ~企業の商品ページ毎に検索エンジンに登録可能~

平成15年7月11日

お知らせ

株式会社NTT-X

国内初!NTT-Xで「goo」などのロボット型検索エンジン
を対象としたURL登録サービスの販売を開始
~企業の商品ページ毎に検索エンジンに登録可能~

 株式会社NTT-X(*1、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中嶋 孝夫)は、平成15年7月11日(金)より、米Inktomi社(*2、以下 Inktomi、本社:米国カリフォルニア州フォスターシティー、Vice President:Vishal Makhijani)と提携関係にある「goo」(*3http://www.goo.ne.jp/)を始めとした複数の検索サービスのデータベースにサイトを登録できる、URL登録サービス「インデックスコネクト」の販売を開始します。
 尚、本サービスの販売は国内初であり、まずNTT-Xより販売されます。

1. 背景

(1) 米国では、ロボット型検索エンジン(*4)へのURL登録サービスは一般的に「Paid for Inclusion」と呼ばれており、Inktomiをはじめ、検索サービスを提供している数社から提供されています。また、企業のインターネット広告出稿の上昇に伴い、検索結果連動型広告(*5)と並んで検索エンジンマーケティングの業界では人気のサービスとなっています。
(2) 国内においては、近年、検索エンジン経由でECサイト等にアクセスするユーザが増加し、契約や購買といったアクションに結びつく割合が高くなっているといわれています。また、消費行動における、「インターネットによる検索」の利用は商品の”認知”の段階では各メディアの中で3割程度ですが、”商品の詳細を知る”段階では、「家電・PC 等、耐久消費財」、「趣味関連、雑貨・小物 等」、「書籍・CD 等」に関して、インターネットを通して情報を集めるといったユーザが7割前後に達するなど(※)、消費者の購買活動におけるインターネットの担う役割は増大しており、企業にとっては「いかに検索エンジンに自社サイトを有効に登録させるか」といった検索エンジンマーケティングのニーズが高まっています。
(※) japan.internet.comデイリーリサーチ「消費者の購買行動におけるメディアの利用動向」2003年3月
(3) NTT-Xは、1997年以来検索エンジンの技術においてInktomiと提携関係を結んできましたが、この度世界的に盛り上がりの兆しを見せている「Paid for Inclusion」のサービス等、Inktomiのもつ検索エンジンのマーケティングノウハウを活用し、企業の商品マーケティングに有効利用できるURL登録サービス「インデックスコネクト」を日本市場で初めてサービス提供および販売展開します。

2. 「インデックスコネクト」の機能および概要

 本サービスは、検索サービスで商品の価格やサービスを比較し購入を検討するユーザに対し、新鮮かつ信頼できる的確な情報を提供することで、ユーザの利便性を高めることができます。
(1) 登録可能なURL(ページ)の拡大
 本サービスは、「goo」等の複数の検索データベースに対し、通常のロボット型検索エンジンには登録されにくかったページ(JAVA、FLASHを利用したWebサイトやCGI等を使ったデータベース連動型の動的サイト等)を、検索データベースに登録するものです。
 本サービスを利用して、ECサイトなどの商品ページ等を大量に登録し、検索サービスのページ上への掲載機会を増やすことで、ショッピングニーズのあるユーザをダイレクトに商品紹介ページに誘導することが可能となります。
 なお、検索結果画面での表示については、一般の検索結果一覧の中で区別なく表示されます。
(2) 短期周期(最短48時間)での登録情報更新
 登録されたURL情報は、48時間の頻度で更新され、フレッシュかつ適切な情報をタイムリーに検索結果に表示することができます。
 これまでのロボット型検索エンジンでは情報の更新に3週間から1ヵ月程度かかっていたため、TV番組やTVCMで紹介された話題の商品情報などを掲載しても効果が得られにくかったという点を改善し、常に最新の商品情報や在庫情報などを検索サービス上に掲示することで、ユーザのニーズに迅速に対応できる検索エンジンを活用したマーケティングを可能とします。
(3) 複数の検索サービスでの表示
 検索技術において、Inktomi社と提携関係のある「goo」等の複数のポータルサイトにおける検索結果へ反映されるのに加え、「goo」の検索エンジンの2次提供先である、NTTコミュニケーションズの「OCN」およびNTT-MEの「WAKWAK」にて提供のサイト、およびぷららネットワークスが提供する「ぷらら」の「goo ぷららバージョン」にて提供される検索サービスに反映されるため、幅広いユーザへのリーチが可能です。
(4) 充実のレポート
 登録したURL(ページ)に関する検索状況等を日毎にレポートします。これにより、本サービスの効果を把握できるとともに、レポートの各種情報を分析することで、マーケティング活動に役立てることができます。
(a) クロール(*6)レポート(サマリー編)
 登録URL(ページ)のクローリング状況、エラーとなった登録URL(ページ)数のレポート
(b) クロールレポート(ステイタス編)
 各登録URL(ページ)のクローリング結果の報告
(c) クリックスルーレポート
 登録URL(ページ)毎のクリック数・平均ランキング数、及び各登録URL(ページ)が検索されたキーワード毎のクリック数・平均ランキングのレポート
(5) 運用の簡便性・タイムリー性
 ・テキストファイルで作成した簡単なURLリストの作成のみで該当ページの登録が出来ます。
 ・URLの初期登録後は、必要に応じてURL(ページ)の追加や変更等をインターネットにアクセスできる端末を利用して簡単に操作できます。
(6) トライアルサービス
 本サービスではトライアルとして一定期間無料でお試しいただくことが可能です。
(7) 自由度の高い表示設定も用意
 XMLファイルにて作成したURLリストにて登録される場合は、検索結果として表示されるタイトル、概要文、および検索ワードまで指定して登録することが出来ます。

3. 企業の導入メリット

(1) 企業の商品マーケティングに有効活用
 大量のデータベースを持っている企業などのWebサイトにとって、各商品ページ等を大量に登録することで、様々なキーワードでの検索に対しそのページの露出機会を増やし、目的意識の高い良質なユーザの集客増大を実現できます。
(2) タイムリーな情報提供が可能
 クリスマス商戦や季節もののキャンペーンページ等において、これまでの検索エンジンでの反映時間(3週間から1ヵ月)を大幅に短縮し、最短48時間で検索結果に反映させることで、ユーザの検索ニーズに対応したタイムリーな情報を提供することができます。
(3) 常にフレッシュな情報提供が可能
 各検索サービスの検索結果で最新の商品情報や在庫情報を公開することで、検索エンジン経由で情報を得るユーザに対して、常にフレッシュな情報を提供できます。

4. 料金

 実際にクリックされた数に対して月毎に課金(Cost Per Click方式)する価格体系です。また、プライスキャップ制(上限価格設定)をご利用いただくことにより、決められた予算の範囲内での運用も可能です。
 1クリック当たりの単価は、概ね9~50円程度(サイトの内容によりクリック単価を設定)の価格で販売します。詳しくは下記までお問い合わせください。
<本サービスに関するお問い合わせ先>
 NTT-X goo営業部
 Tel:03-5224-5310
 E-mail:ad_index@nttx.co.jp

5. その他

 今後NTT-Xでは、これまでポータルサイト「goo」の運営で培ったノウハウを活用して、更なるサービス内容の充実を目指します。

6. 関連各社一覧

【 サービス開始時の導入企業 】
・Amazon.co.jp
・株式会社ブックワン
【 サービス開始時のトライアルサービス実施企業 】
・株式会社アドパーク
・エプソン販売株式会社
・エプソンOAサプライ株式会社
・ジュピターショップチャンネル株式会社
・株式会社ディー・エヌ・エー
・株式会社日本旅行
・ぴあ株式会社
・株式会社ファーストリテイリング
・株式会社リビングファースト
【 販売代理店 】
・株式会社アイレップ
・アウンコンサルティング株式会社
・ECジャパン株式会社
・伊藤忠エレクトロニクス株式会社
・株式会社エーティーエルシステムズ
・株式会社オプト
・株式会社シーエーサーチ
・株式会社セプテーニ
・ダブルクリック株式会社
・デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社
・株式会社電通
・株式会社日経広告
・株式会社日広
・株式会社博報堂
・株式会社ブレイク・フィールド社
・有限会社ミクスド
※今後順次拡大予定  <全て五十音順、敬称略>
以上
《本件に関する問合せ先》
NTT-X 広報室
E-mail:pr@nttx.co.jp
《 補足 》
(*1)【 NTT-X 】http://www.nttx.co.jp/
 NTT再編に先立つ1999年4月、NTTのマルチメディア推進本部および研究所のスタッフ201名(平均年齢29.5歳)によってスタートした、NTTグループのインターネットサービス会社。国内ネット人口の半数以上が利用するナビゲーションサイト「goo」(www.goo.ne.jp)や、国内最大の本格的e-ラーニングサービス「E-cube」(e-cube.ne.jp)、日本のITカルチャを牽引するWebマガジン「HotWired JAPAN」 (www.hotwired.co.jp) 、国内でベスト10に入る売上高を誇るオンラインPCストア「NTT-X Store」(store.nttx.co.jp) など、数々のネットビジネスを“市場の先陣”としてみずから営みつつ、リーディングカンパニーとして培った技術・ノウハウ・経験をもとに、多くの企業・団体にITコンサルティングやソリューションサービスを提供しており、このユニークなビジネスモデルを「Media X(クロス) Solution」というフレーズで表現しています。。
(*2)【 Inktomi 】http://www.inktomi.com
 Inktomi社(Yahoo!グループ、本社:米国カリフォルニア州フォスター市)は、インターネットで利用されるWEB検索エンジンのOEM供給及び、ペイドインクリュ-ジョンサービスの提供におけるリーディング会社です。Web検索分野においては先駆的な企業であり、検索サービスを米国内外の約数百万人の利用者に対して新鮮なデータと検索結果を提供すると共に、数千社のオンライン事業者やパートナー各社のWeb情報を確実に検索結果に反映することを保証しています。
 主要な取引先には、Amazon.com社, eBay社, Lycos/HotBot社, MSN社, Overture社及び、WalMart.com社などがあります
(*3)【 goo 】http://www.goo.ne.jp/
 株式会社NTT-Xが運営する『goo』は、1か月あたり約2,000万人を超えるユーザ※からのアクセスを有する、日本を代表するインターネットポータルサイトです。サービスの中核である「検索エンジン」ではWebページの検索サービスのみならず、辞書や地図、その他各種実用情報の多彩且つ膨大なデータベースの検索サービスを提供しています。その他、「コンテンツ」「パーソナルツール」「コミュニティ(約345万会員)」等の幅広いサービスを提供しています。また、それらサービスへのアクセス者数を背景として、国内屈指のネット調査サービス「gooリサーチ」等を、主に法人向けに提供しています。
※日本リサーチセンターのWWW視聴率調査レポート(JAR Report vol.53:調査期間 2003/1/27~2003/2/23)による視聴率52.6%(NAR:4週間に1度以上の訪問者の比率)をもとに,日本におけるパソコンでのインターネット利用ユーザを約3,800万人として算出
(*4)【 ロボット型検索エンジン 】
 ロボット(クローラーとも呼ばれるソフトウエア)が、インターネット中のWebサイトを訪問して情報を取ってくる仕組みを持つ検索エンジンの総称です。サイト運営者が独自の視点でWebサイトを一覧で編集する形態は「ディレクトリ型」と呼ば