旧NTTレゾナント株式会社のプレスリリース情報です。
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「goo スローライフ」で 豊かな食生活を提案する『スローフード』に関するオリジナル情報を拡充 ~全国農業協同組合中央会の宮田会長による「食に関するメッセージ寄稿」など、豊かな食生活を実践する情報を新たに提供~

平成16年2月3日

報道発表資料

株式会社NTT-X

「goo スローライフ」で豊かな食生活を提案する
『スローフード』に関するオリジナル情報を拡充
~全国農業協同組合中央会の宮田会長による「食に関するメッセージ寄稿」など、
豊かな食生活を実践する情報を新たに提供~
URL:http://slowlife.goo.ne.jp/danwa/

 インターネットポータルサイト「goo」(*1)を提供する株式会社NTT-X(*2、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中嶋 孝夫)は、本日より、環境・安心・健康をテーマに自然と調和したライフスタイルを提案する「goo スローライフ」(*3) において、”食の安全・心の安心、自分が本当に幸せと感じるライフスタイルを探す”をテーマに、全国農業協同組合中央会(以下、JA全中)の宮田会長による食に関するメッセージ寄稿や、ノンフィクション作家の島村奈津氏や無農薬りんご農家の木村秋則氏のオリジナルインタビューを交えた「日本人の味覚や食文化の維持」に関する動画コンテンツなどのオリジナル情報を提供開始します。

1. 背景

(1) 近年、「家庭、教育、健康、生活、環境」といった生活の中のあらゆるものを見直し、日常をもっとじっくり、丁寧に味わい、楽しむような新しい価値観に基づく生活スタイルを表す『スローライフ』というライフスタイルがクローズアップされています。
(2) 昨今、牛肉のBSE問題、鳥インフルエンザ、スーパーや食品メーカーにおける衛生問題など、これまでの食生活を見直すきっかけとなるニュースが頻繁に取り上げられるなど、食への関心は高まりを見せています。その中で、食べる喜びを権利として求めることや、味の画一化や食物の同質化に対抗し伝統を守ることなどをはじめとする『スローフード』(*4)に関する活動が各地で催されるようになってきました。
(3) この度NTT-Xでは、これまで提供してきた『スローフード』に関する各種情報に加え、新たに”食の安全・心の安心と自分が本当に幸せと感じるライフスタイルを探す”をテーマに、『スローフード』の第一人者である実践者の方々からのメッセージを紹介するなど、「価値ある食生活の実現」を目指すユーザの皆さまに役立つ情報を提供します。

2. 概要

 「gooスローライフ」の「スローフード」コーナー内で紹介する、食文化の提案コンテンツ「スローライフ談話室」(http://slowlife.goo.ne.jp/danwa/)において、新たに「安全で豊かな食生活の提案」についてのオリジナルコンテンツを提供します。
(1) JA全中の宮田 勇会長による寄稿
 時間に追われて生活している現代人が忘れがちな、「食べることのありがたみ」について、「毎日の食事を大切に」というテーマの寄稿を紹介します。
 メッセージの内容は、『「いただきます」を言っていますか。当たり前のことを当たり前に』といった、日本人の食文化についてのメッセージとなっています。
 また、食事の会話を通じて、現場の農家・農業のことにも関心を持ってほしい、食事の会話を通じて、現場の農家・農業のことにも関心を持ってほしい、という日本の農業に関してのメッセージも含まれています。
 JA全中はJAグループの総合指導機関として位置づけられており、その役割は「全国の農業協同組合及び農業協同組合連合会の運営に関する共通の方針を確立してその普及徹底につとめ、もって組合の健全な発展を図る」ことです。
 本メッセージは、日本の農業を発展させ、安全・安心で豊かな食べものを提供し、地域社会に貢献するというJAグループの取組みを広く知って欲しいとの願いも込められています。
【宮田会長の略歴】
 昭和10年生まれ 北海道出身
 平成11年より北海道農業協同組合中央会会長
 平成14年 全国農業協同組合中央会会長に就任
(2) スローフード・スローライフの薦めに関する動画コンテンツ
 『スローライフ』や『スローフード』の実践者で第一人者である方々による、「スローフード、スローライフという新たなライフスタイルの提案」をテーマとしたメッセージを動画にて紹介するコーナーです。
【紹介する方々】
島村菜津(しまむらなつ)
 1963年、福岡県生まれ。東京芸術大学芸術学科を卒業。毎年数ヶ月をイタリア各地で過ごし、紀行・美術・映画などの記事を各誌に寄稿。著書に、イタリアの食の思想を4年間にわたり取材した『スローフードな人生!…イタリアの食卓から始まる』(新潮社)。ほかに『フィレンツェ連続殺人』(新潮社)、『エクソシストとの対話』(小学館、21世紀国際ノンフィクション大賞優秀作)がある
山崎隆(やまざきたかし)
 青森県弘前市にあるフランス料理レストラン「レストラン山崎」のオーナーシェフ。地元の安全で安心できる食材をいかした魅力あふれるフランス料理を作りつづけている。総合宴会場パレス瑞祥総料理長、ホテル法華クラブ弘前店洋食料理長を経て、1994年レストラン山崎を開店。1989年に弘前フランス料理研究会を設立し、以来10 年間会長を務めるとともに、青森県百人委員会第一期委員、青森県文化振興ビジョン策定委員会委員、日本フランス料理技術組合理事も歴任
木村 秋則(きむらあきのり)
 昭和24年生まれ。昭和47年から農業はじめ、昭和49年から肥料、農薬、堆肥を使わない自然栽培開始。無農薬・無肥料・自然栽培農法のみを実行する木村 興農社代表。木村氏の栽培するりんごや米は、全国各地のスローフードレストランで利用され、スローフード食材の第一人者として活躍中。

3. 今後の予定

 「goo」スローライフでは、今までの横並びの意識や価値観の時代から自分らしい生き方や幸福感を自分自身の価値で決めていく新しいライフスタイルについて提案し、忙しい現代人に、心も体も充実できる豊かな生活を実現するための情報提供を行うことで、ゆとりある生活を応援します。
以上
《本件に関する問合せ先》
NTT-X 広報室
E-mail:pr@nttx.co.jp
《 補足 》
(*1)【 goo 】http://www.goo.ne.jp/
 株式会社NTT-Xが運営する『goo』は、1か月あたり約1,000万人のユーザ※からのアクセスを有する、日本を代表するインターネットポータルです。サービスの中核である「検索サービス」ではWebページの検索サービスのみならず、辞書や地図、その他各種実用情報などの多彩且つ膨大なデータベースの検索サービスを提供しています。また、併せて「コンテンツ」「パーソナル便利ツール」「コミュニティサービス(約370万会員)」等の幅広いサービスも提供しています。また、それらサービスへのアクセス者数を背景として、国内屈指のネット調査サービス「gooリサーチ」等を、主に法人向けに提供しています。
※2003年8月のNielsen//NetRatings「NetView AMS JP」における家庭からの視聴率23.9%、職場からの視聴率32.65%というデータをもとに、家庭、または職場からのインターネットユーザーを約 4096万人(NetRatings Japan「インターネット基礎調査」より)としてgooのユニークユーザー数を算出。
(*2)【 NTT-X 】http://www.nttx.co.jp/
 1999年4月、NTTの研究所およびマルチメディア推進本部のスタッフ201名(平均年齢29.5歳)によってスタートしたインターネットサービス会社。検索ポータル「goo」(http://www.goo.ne.jp/)や、国内最大の本格的eラーニングサービス「E-cube」(http://e-cube.ne.jp/)、日本のITカルチャを牽引するWebマガジン「HOTWIRED JAPAN」 (http://www.hotwired.co.jp/) 、国内ベスト10に入る売上高を誇るオンラインPCストア「NTT-X Store」(http://store.nttx.co.jp/) 等、数々のネットビジネスを自ら”市場の先陣”として営みつつ、リーディングカンパニーとして培った技術・ノウハウ・経験をもとに、多くの企業・団体にITコンサルティングやソリューションサービスを提供しています。
(*3)【 gooスローライフ 】http://slowlife.goo.ne.jp/
 昨年4月に開設し、ポータルサイトでは初の取り組みとして、「スローライフ」をコンセプトに、環境と共生したゆとりある生活を目指す方々へ、「スローフード紹介」や「実践者のハウトウ情報」など暮らしに役立つ旬な情報を、分かりやすく、楽しく紹介していくサイトです。人と物と自然のかかわりを再発見しながら、「ゆったり生きる新発想」の視点で、こころもからだも充実できる豊かなライフスタイルを提案しています。併せて、8万5千人の会員を誇る「スローライフメールマガジン」の配信も行っており、スローライフをコンセプトとするポータルサイトとして最大規模のコンテンツ充実度で運営しています。また、『gooスローライフ』では、今後普及が予想される「スローライフ」をコンセプトとした商品・サービスを提供する企業にプロモーションの場を提供しています。
(*4)【 スローライフ 】
 世界の食生活のほとんどを支配したファストフードに対抗するように1970年代半ば、イタリアの小さな町で生まれたムーブメントが「スローフード」活動で、現在世界各地に7万人もの会員を持つまでに発展しています。食べる喜びを権利として求めること、味の画一化や食物の同質化に対抗し伝統を守ること、動植物の多くの種を救うこと、味覚教育を行うこと、がスローフードの活動であり、それは人類の健康を約束してくれ、また環境保護にも繋がる活動といえます。