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IDやパスワードを一元管理するソフトウェア「goo IDメモリー」のダウンロード提供開始について ~セキュリティにも配慮、IDおよびパスワードを自動入力できるお手軽ツール~

平成16年3月8日

報道発表資料

株式会社NTT-X

IDやパスワードを一元管理するソフトウェア
「goo IDメモリー」のダウンロード提供開始について
~セキュリティにも配慮、IDおよびパスワードを自動入力できるお手軽ツール~

 インターネットポータルサイト「goo」(*1)を提供する株式会社NTT-X(*2、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中嶋 孝夫)は、平成16年3月8日より、ECサイトや各種ソフトウェアを利用する際に入力するIDおよびパスワードを一元管理し、ワンタッチで自動入力できるソフトウェア「goo IDメモリー」のダウンロード提供を開始します。
 本ソフトウェアは、オンラインサービスの増加と共に増え続ける個人IDおよびパスワードを、セキュリティ機能のもとで管理し、ログインの際自動入力できるものです。

1.「goo IDメモリー」について

 「goo IDメモリー」は、各種オンラインサービス利用時に入力が必要なIDおよびパスワードを、ユーザに代わって管理および自動入力するもので、本ソフトウェアをダウンロードの上パソコンにインストールしていただくことで、オンラインサービスや各種ソフトウェア利用時のIDおよびパスワードの入力と管理の煩雑さからユーザを解放します。また、IDおよびパスワードのデータは暗号化されていますので安心してご利用いただけます。
 なお、本ソフトウェアは、ID登録数6件までは無料でご利用いただけます。
(1)概要
・名称:「goo IDメモリー」
・ダウンロードページURL: http://idmemory.goo.ne.jp/
・基本機能:IDおよびパスワード登録はWebサイト3件、ソフトウェア(※)3件の合計6件まで無料で、シリアルナンバー(980円:税込)を購入の上入力することで7件以上の登録が可能です。
(※)Microsoft Windowsの標準ダイアログにより表示されるIDおよびパスワード入力画面を対象とします
(2)本ソフトウェアの特徴
?ヾ蔽韻?IDおよびパスワードを保存、自動入力
 あらかじめ「goo IDメモリー」をダウンロードし、オンラインサービス利用の際、IDおよびパスワードを入力し、ブラウザ上の専用ボタンをクリックするだけで簡単にIDおよびパスワードを保存できます。IDおよびパスワードを保存済みのサイトに次回アクセスの際は、自動的にIDおよびパスワードが呼び出されますので、その都度入力する必要がなくなります。
 また、各種ソフトウェア利用の際にIDおよびパスワードの入力が必要な場合も、パソコンのデスクトップ上に表示される専用ボタンを入力画面上にドラッグ&ドロップするだけでIDおよびパスワードを保存し、次回以降自動的に入力されます。
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 懸賞の応募やアンケートへの回答、アプリケーションソフトウェアのユーザ登録などの際、事前に登録した個人情報(名前、住所、電話番号など)をドラッグ&ドロップするだけで、簡単に入力できます。
?3杏凜瓮妊?アによる持ち運びが可能
 本ソフトウェアをUSBメモリー等の外部メディアに入れて持ち運び、移動先のパソコンで利用することも可能です。その際パソコンにインストールせずにID およびパスワードを呼び出せることから、移動先のパソコンにIDやパスワード等のデータを残すことなく安心して利用できます。
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 過去にアクセスしたサイトの情報である「キャッシュ」や、IDおよびパスワードを自動入力する「オートコンプリート」、Webサーバが利用者を識別する仕組みである「cookie」など、ブラウザに蓄積される各種履歴情報を、設定により自動削除できます。
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 本ソフトウェア上に保存されるデータは、特殊な暗号化が施されるので、セキュリティ上安心です。
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 本ソフトウェア起動中にパソコンの前を離れた際の他人の不正利用を避けるため、あらかじめ設定した時間以上に利用が無かった場合、本ソフトウェアを自動ログアウトし利用停止する「オートログアウト」機能を備えています。
?Д▲?ウントの設定による本ソフトウェア利用者の限定が可能
 本ソフトウェアを利用の際、自動的に起動するのではなく、アカウントとパスワード設定による利用者の制限をかけることで、他のユーザがパソコンを利用の際、ユーザになりすましての不正利用を防止できます。また、アカウントは複数設定できるので、職場用と家庭用といった複数の利用シーン毎にアカウントを使い分けることで、登録するIDおよびパスワードをそれぞれ分けて登録できます。
??登録情報の修正が容易
 ブラウザの「オートコンプリート」機能の場合、登録されたIDおよびパスワードを一覧化して修正することはできませんが、本ソフトウェアでは、それらが一覧できる設定画面にて簡単に修正が可能です。
(3)主な利用事例
・インターネットバンクやショッピングサイトでのIDおよびパスワード入力
・グループウェア等各種ソフトウェア利用開始時のIDおよびパスワード入力
・メールマガジン配信登録や懸賞サイトでの応募時の個人情報入力    など
(4)利用方法
? ?goo IDメモリー」のダウンロード
・「goo」のトップページから「ID保管」をクリック
 ※「goo IDメモリー」のダウンロードページURL:http://idmemory.goo.ne.jp/
   ↓
・「無料お試し版ダウンロード」ボタンをクリック
   ↓
・「goo IDメモリー」のダウンロードおよびインストール
??IDおよびパスワードの保存
・「goo IDメモリー」初回起動時に、次回以降「goo IDメモリー」起動の際に必要な任意のアカウント名とパスワードを設定
 ※「オートログイン」をクリックすると次回以降IDおよびパスワードの入力が不要
   ↓
・登録したいサイトのログイン画面を開き、IDおよびパスワードを入力
   ↓
・ブラウザ上部に表示される「gooIDメモリー」のアイコンをクリック
   ↓
・画面上に「IDとパスワードを保存しました!」と表示され、IDおよびパスワードを自動保存
 ※次回以降保存済みサイトにアクセスの際はIDおよびパスワードは自動的入力されます
??シリアルナンバーの購入および入力(IDを7件以上登録する場合)
・「goo」のトップページから「ID保管」をクリック
 ※「goo IDメモリー」のダウンロードページURL:http://idmemory.goo.ne.jp/
   ↓
・「正式版シリアルナンバー購入980円(税込)」ボタンをクリック
   ↓
・規約に同意の上「gooパスポートID」(*3)および「プレミアムパスワード」を入力し、「gooパスポート」にて購入決済(980円)
 ※「gooパスポートID」および「プレミアムパスワード」の利用にはあらかじめ登録が必要です
   ↓
・購入手続き後、指定メールアドレス宛にシリアルナンバー記載のメールが配信
   ↓
・「goo IDメモリー」を起動し、初期画面の「シリアルナンバーの入力」ボタンをクリックしシリアルナンバーを入力
   ↓
・「OK」ボタンをクリックしID登録数の制限(6件)を解除
(5)動作環境
・OS:Microsoft Windows 98/Me/2000/XP
・CPU:Intel Pentium 100MHz以上
・メモリ:64MB以上
・記憶媒体容量:2MB以上
・ブラウザ:Internet Explorer Ver. 5.5以上 
 (InternetExplorer以外には対応していません)
 ※フラッシュで作成されたサイトなど一部機能しない場合があります

2. 提供の背景

(1)  ブロードバンドユーザの増加に伴い、ECやインターネットバンキングなど、各種オンラインサービスを提供するサイトが増加し、これらを利用する際に入力が必要な認証用のIDおよびパスワードの管理が煩雑になっていますが、時としてIDおよびパスワードが分からなくなってしまうケースもあります。
 また、最近では各種ソフトウェアを利用する際も、その都度IDおよびパスワードの入力を求められるケースもあり、パソコンユーザは様々な場面でIDおよびパスワードを効率的に管理し、必要に応じ簡単に入力できる仕組みを求めています。
(2)  また、企業においても、さまざまな業務がインターネットを通じて行われるようになる中、業務毎にIDとパスワードが用意されているケースもありますが、 IDやパスワードを付箋紙に書いてディスプレイなどに貼るような情報セキュリティリテラシーの低い従業員を見かけるのが「日常的な光景である」もしくは「たまにある」とする人が半数近くに達する(※)など、これらIDおよびパスワードの管理に関する従業員のセキュリティ意識は低く、IDおよびパスワードをセキュリティに配慮した仕組みの元で手軽に管理できる仕組みが求められています。
 ※gooリサーチ結果 (No.50)「企業の情報セキュリティに関する調査結果」より
(3)  一方、ホームページを閲覧するブラウザには、IDおよびパスワードを保存する機能がありますが、他のユーザがパソコンを利用できる状態にあった場合、 IDおよびパスワードを知らなくても本人になりすまして各オンラインサービスを利用可能な場合もあります。また、ブラウザに記憶されたパスワードは伏せて表示されるため、保存されていたパスワードが何らかの理由で消失したり、他のパソコンでオンラインサービスを利用する場合などに、これらパスワードを記録・保管していないと、改めてパスワードを取得するなど煩雑な手続きが発生し、オンラインサービス市場の更なる利用拡大における課題ともなっていました。
 本ソフトウェアは、これら課題を解決するもので、オンラインサービスユーザの利便性向上に貢献します。

3. 今後の展開

 NTT-Xでは、本ソフトウェアの利用拡大により、「goo」の会員制サービスの利用拡大を図ると共に、広くオンラインサービスの普及発展に貢献します。
以上
《本件に関する問合せ先》
NTT-X 広報室
E-mail:pr@nttx.co.jp
《 補足 》
(*1)【 goo 】http://www.goo.ne.jp/
 株式会社NTT-Xが運営する『goo』は、1か月あたり約1,000万人のユーザ※からのアクセスを有する、日本を代表するインターネットポータルです。サービスの中核である「検索サービス」ではWebページの検索サービスのみならず、辞書や地図、その他各種実用情報などの多彩且つ膨大なデータベースの検索サービスを提供しています。また、併せて「コンテンツ」「パーソナル便利ツール」「コミュニティサービス(約370万会員)」等の幅広いサービスも提供しています。また、それらサービスへのアクセス者数を背景として、国内屈指のネット調査サービス「gooリサーチ」等を、主に法人向けに提供しています。
※2003年8月のNielsen//NetRatings「NetView AMS JP」における家庭からの視聴率23.9%、職場からの視聴率32.65%というデータをもとに、家庭、または職場からのインターネットユーザーを約 4096万人(NetRatings Japan「インターネット基礎調査」より)としてgooのユニークユーザー数を算出。
(*2)【 NTT-X 】http://www.nttx.co.jp/
 1999年4月、NTTの研究所およびマルチメディア推進本部のスタッフ201名(平均年齢29.5歳)によってスタートしたインターネットサービス会社。検索ポータル「goo」(http://www.goo.ne.jp/)や、国内最大の本格的eラーニングサービス「E-cube」(http://e-cube.ne.jp/)、日本のITカルチャを牽引するWebマガジン「HOTWIRED JAPAN」 (http://www.hotwired.co.jp/) 、国内ベスト10に入る売上高を誇るオンラインPCストア「NTT-X Store」(http://store.nttx.co.jp/) 等、数々のネットビジネスを自ら”市場の先陣”として営みつつ、リーディングカンパニーとして培った技術・ノウハウ・経験をもとに、多くの企業・団体にITコンサルティングやソリューションサービスを提供しています。
(*3)【 gooパスポート 】
 「goo」で提供する各種会員サービスをご利用いただくために必要な「ID」の総称です。「gooパスポート」に申し込みをすると、「gooパスポート ID」が発行され「goo」が提供するフリーメールなど無料サービスが中心の「ベーシックメニュー」と、商品やコンテンツの購入ができる「プレミアムメニュー」の2つのサービスメニューにアクセスできます。それぞれのメニューは1つのパスポートIDでご利用いただけ、メニューごとにパスワードの登録が必要です。有料のプレミアムメニューサービスと「gooショッピング」でのお支払いはプレミアムパスワードのお申し込みの際にご登録頂いたクレジットカード払いとなります。