「goo」と東京大学が産学連携!「店舗情報検索エージェント実験 (グルメ版)」を開始 ~信憑性の高い情報や人の評価を入手できる全く新しい飲食店情報検索サービスを実現~
平成17年1月28日
報道発表資料
NTTレゾナント株式会社
東京大学生産技術研究所
「goo」と東京大学が産学連携!
「店舗情報検索エージェント実験 (グルメ版)」を開始
~信憑性の高い情報や人の評価を入手できる
全く新しい飲食店情報検索サービスを実現~
URL:http://labs.goo.ne.jp/agent/gourmet/
NTTレゾナント株式会社 (*1)、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:資宗 克行)と、東京大学生産技術研究所 (*2、所在地:東京都目黒区、所長:西尾 茂文、以下 東大生研)は、インターネットポータルサイト「goo」(*3) の公開実験用サイト「gooラボ」において、膨大なインターネット上の情報の中から、ユーザが最も求めている”信憑性の高い情報””人の評価”といった情報を客観的な視点で抽出の上一覧表示する、これまでにない全く新しい飲食店情報検索サービスの実証実験を、本日より開始します。
なお、本実証実験は、日々増え続けているインターネット上の膨大な情報の中から有益な情報を効率的に探し出すことを目的に、東大生研の研究成果をもとに開発された新しいナビゲーション技術をユーザに直接体験していただき、より多くのユーザの声をフィードバックすることで、「goo」の検索サービスの充実を図ることを目的としています。
なお、本実証実験は、日々増え続けているインターネット上の膨大な情報の中から有益な情報を効率的に探し出すことを目的に、東大生研の研究成果をもとに開発された新しいナビゲーション技術をユーザに直接体験していただき、より多くのユーザの声をフィードバックすることで、「goo」の検索サービスの充実を図ることを目的としています。
1. 背景
ウェブ検索サービスは、膨大なインターネット上の情報の中から、まさに”知の集約”を実現するインターネットユーザ必須のサービスとなっています。中でも飲食店情報等を検索する場合、掲載情報の信憑性や第三者の評価といった点が気になるところですが、膨大な情報の中から本当に参考になる情報を探しだすことは困難を極める場合もありました。
NTTレゾナントと東大生研は、客観的な評価手法に基づく信憑性の高い情報や人の評価を簡単・便利に探し出すことができる新たな検索サービスの実現に向け、これまで培ってきた「goo」のノウハウと東大生研の研究成果を活用し、本実験に共同で取り組むものです。
これにより、インターネット上の膨大な情報から、ユーザのニーズに合った情報を独自の指標に基づいて抽出し、その要約や評価情報を一覧表示する新たな検索技術を確立し、様々な情報ジャンルに応用していくことを目指します。
NTTレゾナントと東大生研は、客観的な評価手法に基づく信憑性の高い情報や人の評価を簡単・便利に探し出すことができる新たな検索サービスの実現に向け、これまで培ってきた「goo」のノウハウと東大生研の研究成果を活用し、本実験に共同で取り組むものです。
これにより、インターネット上の膨大な情報から、ユーザのニーズに合った情報を独自の指標に基づいて抽出し、その要約や評価情報を一覧表示する新たな検索技術を確立し、様々な情報ジャンルに応用していくことを目指します。
2. 実験概要
本実験サイトで、店舗名やジャンル等の「キーワード」と、「住所」または「駅名」で検索し、検索結果の中から任意の店舗名をクリックすると、その店舗に関する「店舗所在地」「連絡先」「電話番号」「地図」といった基本情報をはじめ、独自の指標に基づく”有名度”やユーザの評価である”お役立ち度”といったこれまでの店舗情報検索サービスにはないユーザが最も求める情報や、様々なホームページ上に散在する該当店舗の割引情報など、特徴的・象徴的な情報を要約して表示します。
(1) お店を選ぶ際に役立つ情報を表示
この度の実験では、以下の独自指標を用いて不必要な情報を除去するなど、よりユーザの目的に近い情報の提供を実現しています。加えて、個別の店舗情報を表示するレポート結果ページでは、様々なホームページに散在する最新の割引情報などの有益と思われる情報を一覧表示し、既存のグルメ情報サイトの検索機能に比べユーザの検索利便性を大幅に向上させています。
この度の実験では、以下の独自指標を用いて不必要な情報を除去するなど、よりユーザの目的に近い情報の提供を実現しています。加えて、個別の店舗情報を表示するレポート結果ページでは、様々なホームページに散在する最新の割引情報などの有益と思われる情報を一覧表示し、既存のグルメ情報サイトの検索機能に比べユーザの検索利便性を大幅に向上させています。
【独自指標について】
・「gooグルメ&料理」で提供中の約6万件の飲食店情報に基づくより正確な店舗情報
・任意の店舗に関する情報が掲載されるホームページデータを幅広く収集
・収集した該当のホームページに含まれる各単語の出現頻度をカウント
・該当店舗にのみ頻出する単語を「その店舗を特徴づけるキーワード」と捉え、「注目ワード」としてレポート結果画面に表示
・「注目ワード」をより多く含む文章をレポート結果画面に表示
・「gooグルメ&料理」で提供中の約6万件の飲食店情報に基づくより正確な店舗情報
・任意の店舗に関する情報が掲載されるホームページデータを幅広く収集
・収集した該当のホームページに含まれる各単語の出現頻度をカウント
・該当店舗にのみ頻出する単語を「その店舗を特徴づけるキーワード」と捉え、「注目ワード」としてレポート結果画面に表示
・「注目ワード」をより多く含む文章をレポート結果画面に表示
(2) 有名度の表示
任意の店舗について、”記述・説明があるウェブページの数が多い””該当店舗に関する情報量が多い”といった客観的事実を基に、独自の評価基準に基づくポイントを付与することで、ウェブサイト上の「有名度」を★の数(1~5つ:多いほど有名度が高い)で紹介します。
これにより、目的の店舗に対するインターネット上での関心の度合いを、客観的指標の一つとして活用できます。
任意の店舗について、”記述・説明があるウェブページの数が多い””該当店舗に関する情報量が多い”といった客観的事実を基に、独自の評価基準に基づくポイントを付与することで、ウェブサイト上の「有名度」を★の数(1~5つ:多いほど有名度が高い)で紹介します。
これにより、目的の店舗に対するインターネット上での関心の度合いを、客観的指標の一つとして活用できます。
【独自評価基準】
該当店舗について記述されている情報の量や、住所・電話番号等の店舗に関する基本情報の有無、店舗に関する評価、重要なキーワードの数などの情報を基に、そのホームページの情報が有効なものかどうかを独自の指標で判断し、ポイント化して表示します。
該当店舗について記述されている情報の量や、住所・電話番号等の店舗に関する基本情報の有無、店舗に関する評価、重要なキーワードの数などの情報を基に、そのホームページの情報が有効なものかどうかを独自の指標で判断し、ポイント化して表示します。
・リンク集など該当店舗情報が含まれる一覧ページ
・店舗単独ページ
・店舗単独ページ
また、「gooグルメ&料理」で提供している飲食店情報約6万件について、「和食」「中華・アジアン」などの7つのジャンル、および7つの地域エリアにおける有名度のランキングを提供します。また各店舗情報に有名度の順位を記載するなど、ユーザが店舗を評価する際の判断材料を提供します。
(3) お役立ち度
本実験での該当店舗情報に対する一般ユーザの客観的な評価情報を提供するため、ユーザが該当の店舗情報を閲覧した際に、その情報が役立ったかどうかをワンクリックで投票してもらい、その集計データを提供します。
本実験での該当店舗情報に対する一般ユーザの客観的な評価情報を提供するため、ユーザが該当の店舗情報を閲覧した際に、その情報が役立ったかどうかをワンクリックで投票してもらい、その集計データを提供します。
3. 両社の役割
■NTTレゾナント
東大生研で開発した技術をポータルサイト「goo」上で商用サービスとして提供するためのサービス性評価と受容性の検証を行います。また、本実験を「goo」で実施するための企画・運営を行います。
東大生研で開発した技術をポータルサイト「goo」上で商用サービスとして提供するためのサービス性評価と受容性の検証を行います。また、本実験を「goo」で実施するための企画・運営を行います。
■東大生研
東大生研で2004年3月に開発した「レストラン(ウワサ)サーチ」で利用しているウェブマイニング技術について、商用サービスでの評価およびその利用可能性について検証を行うと共に、ポータルサイト「goo」にその技術を提供しています。
東大生研で2004年3月に開発した「レストラン(ウワサ)サーチ」で利用しているウェブマイニング技術について、商用サービスでの評価およびその利用可能性について検証を行うと共に、ポータルサイト「goo」にその技術を提供しています。
4. 今後の展開
NTTレゾナントでは、今後、本実験で得られたデータを基に、サービス性評価と受容性の検証を行いつつ、「店舗情報検索エージェント実験」の宿泊施設版の提供など、ジャンル数を増大させることで、より生活の中で利便性の高い検索サービスの提供を目指しま