旧NTTレゾナント株式会社のプレスリリース情報です。
2023年7月1日をもって株式会社NTTドコモとNTTレゾナント株式会社は合併しました。


マルチメディア検索共同実験「MultiMedia Meister」の携帯電話向け画像検索サービスを提供開始 ~欲しい画像を直感的に探しだす世界初の試みを携帯電話でも実現~

平成17年7月26日

お知らせ

NTTレゾナント株式会社

マルチメディア検索共同実験「MultiMedia Meister」の
携帯電話向け画像検索サービスを提供開始
~欲しい画像を直感的に探しだす世界初の試みを携帯電話でも実現~

 インターネットポータルサイト「goo」(*1)を提供するNTTレゾナント株式会社 (*2、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:資宗 克行)は、「goo」上に開設した実験サイト「gooラボ」(http://labs.goo.ne.jp/)にて、本年2月より提供中の全く新しいマルチメディア検索サービス「MultiMedia Meister(マルチメディア マイスター)」について、本日より、携帯電話向けの画像検索機能を新たに提供します。

1. 「MultiMedia Meister」について

 「MultiMedia Meister」は、日本電信電話株式会社(以下NTT、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:和田紀夫)と実施中の共同実験で、これまでのマルチメディア検索サービスで一般的であったキーワード入力による検索に加え、画像の特徴といった視覚的情報から、似たようなコンテンツの絞込みを可能とするサービスです。昨年10月に始動した両社の共同プロジェクト「ナビゲーション・プロジェクト」(*3) の一環として、NTTサイバーソリューション研究所が開発した類似画像検索技術、画像クラスタリング(分類分け)技術などにより実現されています。検索結果画面に表示される静止画や動画の中から、求めるものに近いものを選択することで検索結果を絞り込み、目的のコンテンツを直感的に効率よく探せるといった、マルチメディア検索サービスにおいて世界初の機能を実現しています。
 また、安心して利用してもらうために不可欠な猥褻画像や動画などの有害なコンテンツの排除や、検索された画像を含むWebページへのリンクを表すアイコンの上にマウスカーソルを重ねるだけで、リンク先のウェブページ上の画像を素早くポップアップ表示するといった、より多くの方が気軽に利用できるような機能も備えています。

2. 携帯電話向け画像検索サービスの提供について

 この度提供する、「MultiMedia Meister」の携帯電話向け画像検索サービスは、「MultiMedia Meister」の画像データベースの中から、検索対象を携帯電話で表示可能な画像にあらかじめ絞り、検索結果に表示する画像も携帯電話での表示にサイズを合わせることで、使い勝手の良い検索結果を提供しています。類似画像検索機能にも対応し、パソコンでの検索時同様に絞込みを容易にすると共に、携帯電話向けならではの機能として検索結果の画像サイズ順の並べ替えによる、最適なファイルサイズの画像を検索することが可能です。また、有害なコンテンツも排除しており、安心してご利用いただくことが出来ます。

3. 利用環境等について

 以下の携帯電話からのご利用に対応しています。
・対応機種:NTTドコモ FOMA、およびmova505iシリーズ以上
・利用方法:「goo」の携帯電話向けサイト「モバイルgoo」(http://mobile.goo.ne.jp)から「画像検索」を選択して「MultiMedia Meister」の携帯電話向け画像検索サービスへ
http://mobile.mmm.nttrd.com から直接アクセスすることもできます。

4. 提供スケジュール

・平成17年7月21日~平成17年9月30日
 なお、既に実験中の「MultiMedia Meister」についても平成17年9月30日まで実験期間を延長します。

5. 今後の予定

 NTTレゾナントでは、本実験で得られたデータをもとに、「goo」でのサービス化も視野に入れビジネス性の検討を行う予定です。
以上
【本件に関するお問合せ先】
NTTレゾナント ポータル事業本部
E-mail:pr@nttr.co.jp
《 補足 》
(*1)【 goo 】http://www.goo.ne.jp/
 NTTレゾナントが運営する『goo』は、1か月あたり約1,460万人のユーザ※からのアクセスを有する、日本を代表するインターネットポータルです。
 サービスの中核である「検索サービス」ではWebページの検索サービスのみならず、辞書や地図、その他各種実用情報などの多彩且つ膨大なデータベースの検索サービスを提供しています。また、併せて「コンテンツ」「パーソナル便利ツール」「コミュニティサービス(約530万会員)」等の幅広いサービスも提供しています。また、それらサービスへのアクセス者数を背景として、国内屈指のネット調査サービス「gooリサーチ」等を、主に法人向けに提供しています。
※ 2004年11月のNielsen//NetRatings「NetView AMS JP」における家庭からの視聴率30.1%、職場からの視聴率40.4%というデータをもとに、家庭、または職場からのインターネットユーザを約 7,891万人(NetRatings Japan「インターネット基礎調査」より)としてgooのユニークユーザー数を算出。
(*2)【 NTTレゾナント 】http://www.nttr.co.jp/
 NTTレゾナントは、平成16年4月1日、インターネットポータルサイト『goo』や、独自のEラーニングサービスを提供するNTT-Xと、ブロードバンドコンテンツ提供サービス「BROBA」や、映像会議サービス等のパッケージサービスを提供するNTT-BBの事業を統合し、営業を開始しました。
 NTTグループのブロードバンド事業のアプリケーションサービスとして、国内最高レベルの検索機能を有する『goo』を、ブロードバンド時代をリードするポータルサイトとして強化・発展させるとともに、操作性に優れた高品質な双方向映像コミュニケーションサービスを先導的に開発・提供するなど、インターネットユーザの幅広いニーズに応える利便性の高いサービスを実現します。
(*3)【 ナビゲーション・プロジェクト 】http://www.ntt.co.jp/news/news04/0410/041026.html
 「gooラボ」を活用した公開共同実験をより積極に展開し、新たな検索サービスの開発に取り組む共同プロジェクトです。