構造改革教育特区「スペース・イオ」がNTTレゾナントの「WEBで宿題」を採用 ~ITの有効活用、訪問指導などにより、自宅学習を出席扱いする取組みを実施している秋田県教育委員会にて本年7月より活用開始~
平成17年7月27日
報道発表資料
NTTレゾナント株式会社
構造改革教育特区「スペース・イオ」が
NTTレゾナントの「WEBで宿題」を採用
~ITの有効活用、訪問指導などにより、自宅学習を出席扱いする取組みを
実施している秋田県教育委員会にて本年7月より活用開始~
秋田県が文部科学省から認定を受けた構造改革特区の一つである学習特区「スペース・イオ」において、本年7月より、インターネットなどを有効活用した不登校児童・生徒の学習支援の本格的始動にあたり、本取組みにおけるITを活用した学習システムとして、インターネットポータルサイト「goo」(*1)を提供するNTTレゾナント株式会社(*2、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:資宗 克行)のASP方式によるコミュニケーション型eラーニングサービス「WEBで宿題」が採用されました。
なお、この度のシステム導入については、株式会社NTT東日本-秋田と運用および販売面で連携を図ることで推進しており、今後NTTグループ内で連携を図り、他の教育委員会での取組みにも積極的に参加していきます。
なお、この度のシステム導入については、株式会社NTT東日本-秋田と運用および販売面で連携を図ることで推進しており、今後NTTグループ内で連携を図り、他の教育委員会での取組みにも積極的に参加していきます。
1. 不登校の児童・生徒の現状
文部科学省によると、2003年度に小・中学校を30日以上欠席した不登校の児童・生徒数は全国で12万6000人にも上り、教育の現場では不登校の児童・生徒に対して学習面でどのような支援策を取れるかが課題の一つとなっています。このような中、不登校の児童・生徒がITやFAX、郵便等を活用した学習活動において、一定の要件を満たせば各学校の校長が「出席扱い」にできるといった動きが今後本格化すると予想されています。
この度の「スペース・イオ」における学習支援の本格的始動は、「スペース・イオ」を含め秋田県など、全国1県6市で展開中の、構造改革教育特区における不登校児童・生徒への学習支援先行事例について、文部科学省ほか関係各所での検討の結果、学校復帰等の一定の成果を認めたことによるもので、不登校による学習の遅れなどが進路選択の幅を狭め学校復帰の妨げになっている現状に対する具体的改善策として大いに期待されています。
この度の「スペース・イオ」における学習支援の本格的始動は、「スペース・イオ」を含め秋田県など、全国1県6市で展開中の、構造改革教育特区における不登校児童・生徒への学習支援先行事例について、文部科学省ほか関係各所での検討の結果、学校復帰等の一定の成果を認めたことによるもので、不登校による学習の遅れなどが進路選択の幅を狭め学校復帰の妨げになっている現状に対する具体的改善策として大いに期待されています。
2. 「スペース・イオ」について
「スペース・イオ」は、インターネット等のITを活用し、ひきこもりや不登校の児童・生徒の学習を支援する学習特区で、本年5月より秋田県教育委員会を中心に取組みが始まっています。
具体的には、秋田県内の不登校傾向の小学生および中学生に対し、指導員、臨床心理士による対面指導、ITを活用した学習機会の拡大により、学習意欲、自立心の喚起、社会性・集団適応力の育成を行い、不登校状態の改善を目指しています。
具体的には、秋田県内の不登校傾向の小学生および中学生に対し、指導員、臨床心理士による対面指導、ITを活用した学習機会の拡大により、学習意欲、自立心の喚起、社会性・集団適応力の育成を行い、不登校状態の改善を目指しています。
3. 「WEBで宿題」について
この度、「スペース・イオ」の学習システムとして採用された「WEBで宿題」は、確実な開封確認ができるメール等の「コミュニケーション機能」と、学習指導者自身が問題を登録し出題できる「学習機能」の2点の学習支援機能が充実していることに加え、初期費用・保守費用が一切かからないASP型のサービスであることが評価されました。
【「WEBで宿題」の特徴】
インターネットにアクセスできるパソコンさえあれば、本人IDとパスワードの投入のみで、いつでも、どこからでも利用可能なコミュニケーションeラーニングサービスです。
ASP型で提供するため、学校側で初期費用・保守費用の負担が必要なく児童・生徒数分の月額利用料のみで活用できます。
インターネットにアクセスできるパソコンさえあれば、本人IDとパスワードの投入のみで、いつでも、どこからでも利用可能なコミュニケーションeラーニングサービスです。
ASP型で提供するため、学校側で初期費用・保守費用の負担が必要なく児童・生徒数分の月額利用料のみで活用できます。
<特徴>
■コミュニケーション機能
対面指導を補完するコミュニケーション経路の確保を主目的とし、学校と家庭との必然性を伴ったコミュニケーションを促進する機能として、以下の3つを提供します。また、児童・生徒、保護者、先生が大きな負担なく、ITを活用する機会をもつことができ、ITリテラシーを自然に向上させることができます。
・開封確認メール:生徒と先生、先生と保護者間でお互いに開封したか確認できる機能
・掲示板機能:「クラス毎」「全校」「保護者」「生徒」の4つの掲示板が開設可能
・学級新聞機能:ホームページを活用して学級新聞の作成が可能
■コミュニケーション機能
対面指導を補完するコミュニケーション経路の確保を主目的とし、学校と家庭との必然性を伴ったコミュニケーションを促進する機能として、以下の3つを提供します。また、児童・生徒、保護者、先生が大きな負担なく、ITを活用する機会をもつことができ、ITリテラシーを自然に向上させることができます。
・開封確認メール:生徒と先生、先生と保護者間でお互いに開封したか確認できる機能
・掲示板機能:「クラス毎」「全校」「保護者」「生徒」の4つの掲示板が開設可能
・学級新聞機能:ホームページを活用して学級新聞の作成が可能
■学習機能
簡単・便利に出題できるだけでなく、コンピュータが即座に自動採点・集計し、結果を即授業に反映できます。また、出題者である先生の負担を大幅に軽減する機能が満載です。
・学習状況確認:補習や宿題等教材の回収/採点/集計を自動処理
・教材:ペーパレス化を実現
・出題機能:指導者が簡単に問題を作成・出題可能(5教科・500問が無料で利用可能)
・携帯通知機能:出題やメール着信を生徒、保護者の携帯電話等にメール通知
・予定表機能:宿題等の提出物管理、行事日程等スケジュール管理可能
簡単・便利に出題できるだけでなく、コンピュータが即座に自動採点・集計し、結果を即授業に反映できます。また、出題者である先生の負担を大幅に軽減する機能が満載です。
・学習状況確認:補習や宿題等教材の回収/採点/集計を自動処理
・教材:ペーパレス化を実現
・出題機能:指導者が簡単に問題を作成・出題可能(5教科・500問が無料で利用可能)
・携帯通知機能:出題やメール着信を生徒、保護者の携帯電話等にメール通知
・予定表機能:宿題等の提出物管理、行事日程等スケジュール管理可能
■費用
利用する機能に応じて、生徒1人あたり月額525円~1,050円(消費税込)
※その他初期費用・保守費用は一切かかりません
利用する機能に応じて、生徒1人あたり月額525円~1,050円(消費税込)
※その他初期費用・保守費用は一切かかりません
4. 今後の展開
NTTレゾナントでは今後、引き続き「スペース・イオ」における児童・生徒の学習支援システムとして提供することで、利用状況をフィードバックし更なる利便性向上を図ると共に、不登校児童・生徒の学校復帰を目的としている教育の現場をサポートしていきます。
また、本商品の販売および認知を促進させるため、NTTグループ各社と連携を図ることで広く全国での展開を検討しています。
また、本商品の販売および認知を促進させるため、NTTグループ各社と連携を図ることで広く全国での展開を検討しています。
以上
《 補足 》
(*1)【 goo 】http://www.goo.ne.jp/
NTTレゾナントが運営する『goo』は、1か月あたり約1,460万人のユーザ※からのアクセスを有する、日本を代表するインターネットポータルです。
サービスの中核である「検索サービス」ではWebページの検索サービスのみならず、辞書や地図、その他各種実用情報などの多彩且つ膨大なデータベースの検索サービスを提供しています。また、併せて「コンテンツ」「パーソナル便利ツール」「コミュニティサービス(約530万会員)」等の幅広いサービスも提供しています。また、それらサービスへのアクセス者数を背景として、国内屈指のネット調査サービス「gooリサーチ」等を、主に法人向けに提供しています。
※2004年11月のNielsen//NetRatings「NetView AMS JP」における家庭からの視聴率30.1%、職場からの視聴率40.4%というデータをもとに、家庭、または職場からのインターネットユーザを約 7,891万人(NetRatings Japan「インターネット基礎調査」より)としてgooのユニークユーザー数を算出。
NTTレゾナントが運営する『goo』は、1か月あたり約1,460万人のユーザ※からのアクセスを有する、日本を代表するインターネットポータルです。
サービスの中核である「検索サービス」ではWebページの検索サービスのみならず、辞書や地図、その他各種実用情報などの多彩且つ膨大なデータベースの検索サービスを提供しています。また、併せて「コンテンツ」「パーソナル便利ツール」「コミュニティサービス(約530万会員)」等の幅広いサービスも提供しています。また、それらサービスへのアクセス者数を背景として、国内屈指のネット調査サービス「gooリサーチ」等を、主に法人向けに提供しています。
※2004年11月のNielsen//NetRatings「NetView AMS JP」における家庭からの視聴率30.1%、職場からの視聴率40.4%というデータをもとに、家庭、または職場からのインターネットユーザを約 7,891万人(NetRatings Japan「インターネット基礎調査」より)としてgooのユニークユーザー数を算出。
(*2)【 NTTレゾナント 】http://www.nttr.co.jp/
NTTレゾナントは、平成16年4月1日、インターネットポータルサイト『goo』や、独自のEラーニングサービスを提供するNTT-Xと、ブロードバンドコンテンツ提供サービス「BROBA」や、映像会議サービス等のパッケージサービスを提供するNTT-BBの事業を統合し、営業を開始しました。
NTTグループのブロードバンド事業のアプリケーションサービスとして、国内最高レベルの検索機能を有する『goo』を、ブロードバンド時代をリードするポータルサイトとして強化・発展させるとともに、操作性に優れた高品質な双方向映像コミュニケーションサービスを先導的に開発・提供するなど、インターネットユーザの幅広いニーズに応える利便性の高いサービスを実現します。
NTTレゾナントは、平成16年4月1日、インターネットポータルサイト『goo』や、独自のEラーニングサービスを提供するNTT-Xと、ブロードバンドコンテンツ提供サービス「BROBA」や、映像会議サービス等のパッケージサービスを提供するNTT-BBの事業を統合し、営業を開始しました。
NTTグループのブロードバンド事業のアプリケーションサービスとして、国内最高レベルの検索機能を有する『goo』を、ブロードバンド時代をリードするポータルサイトとして強化・発展させるとともに、操作性に優れた高品質な双方向映像コミュニケーションサービスを先導的に開発・提供するなど、インターネットユーザの幅広いニーズに応える利便性の高いサービスを実現します。