「goo」で衛星写真上に地域情報が表示される新たなスクロール地図の実証実験を開始 ~地域情報と地図を重ね合わせた衛星写真のスクロール表示により直感的な検索を実現~
平成17年10月20日
報道発表資料
NTTレゾナント株式会社
「goo」で衛星写真上に地域情報が表示される
新たなスクロール地図の実証実験を開始
~地域情報と地図を重ね合わせた衛星写真のスクロール表示により直感的な検索を実現~
URL:http://map.labs.goo.ne.jp/
NTTレゾナント株式会社(*1、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:資宗 克行)は、ポータルサイト「goo」(*2)上に開設した実験サイト「gooラボ」(http://labs.goo.ne.jp/)および、「goo地図」(http://map.goo.ne.jp/)において、本日より平成18年3月末までの期間、衛星写真を利用しスムーズにスクロールする地図による地域(エリア)情報検索サービスの実証実験を開始します。
本実証実験における、衛星写真に地図と地域情報を重ね合わせて表示する試みは、国内ポータルサイトで初となります。
1. 実証実験の概要
本実証実験は、本年4月に実験提供し本年7月より商用化している「エリア情報検索実験」の進化版で、「gooタウンページ」や、「gooグルメ&料理」の飲食店検索サービス、「宿サーチ」、「エリア情報検索実験」など、「goo」が昨年10月来提供しているローカルサーチサービスの機能拡充の一環として提供するものです。これにより、6万件におよぶ飲食店情報や、宿泊情報など、ユーザが求める地域(エリア)情報をすばやく且つ手軽に入手できる利便性の高い検索サービスの実現を目指しています。
これにより、静止画の地図とスクロール表示する地図に加え、「衛星写真」「衛星+地図」の2種類を加えた合計4種類の地図から、ユーザの目的に沿った地図サービスを選択してご利用いただけます。
<サービスの特徴>
(1) 衛星写真の表示(東京と大阪を対象)
【「衛星写真」タブで選択】
(1) 衛星写真の表示(東京と大阪を対象)
【「衛星写真」タブで選択】
「goo地図」で提供している地図サービスの機能を拡充し、この度新たに衛星写真を活用することで、よりリアルな地図サービスを提供します。地図サービスをご利用の際にタブの「衛星写真」をクリックしていただくことでご利用いただけます。
なお、衛星写真による地図の縮尺範囲は500m~5Kmで、対象エリアは東京(東京23区)、大阪(大阪市区)となります。
(2) 衛星写真を重ね合わせた地図機能
【「衛星+地図」タブで選択】
【「衛星+地図」タブで選択】
直感的なビジュアルで提供する衛星写真と、これまで提供してきた地図を重ね合わせてハイブリッド表示します。これにより衛星写真だけではわかりにくい道路表示を明確にし、より利便性の高い地図サービスを提供します。
(3) サブマップ表示
「衛星写真」「衛星+地図」を表示する際、該当画面内に別縮尺で現在地を表示するサブマップ機能を提供します。高倍率にて「衛星地図」「衛星+地図」をご利用の際に、広域地図を併せて表示することで、現在地を的確に把握することが可能です。
(4) オートリサイズ機能
PC端末画面内のブラウザの大きさに伴って自動的に地図を最大に表示するオートリサイズ機能も新たに提供します。これまでの「goo地図」のサービスでは一定の画面範囲にてサービス提供してきましたが、本機能の提供によりブラウザの大きさに関わらず、常に選択画面域で最大の地図表示を可能とします。
(5) スムーズに動くスクロール地図機能
ユーザから好評を得ている、マウスをドラッグするだけで地図画像をスムーズに移動させることができるスクロール地図機能を、新たに提供する「衛星写真」「衛星+地図」でも提供します。この機能により、ユーザはマウスによる直感的な操作で目当ての地図を自在に表示させることが可能となります。
(6) 地域(エリア)情報検索機能
「衛星写真」「衛星+地図」上に、様々なジャンル毎の地域(エリア)情報と、その所在地を示すアイコンを地図上に表示する機能を提供します。実験開始時は下記のジャンルから始め、順次掲載するジャンルを増やしていく予定です。
【掲載するジャンル】
・「gooグルメ&料理」で提供中の約6万件の飲食店情報
・「goo旅行」で提供中の約1万件の宿泊施設情報
・「goo自動車&バイク」で提供中の約4万件の中古車販売店情報
・「goo映画」で提供中の約600件の映画館情報
・「gooグルメ&料理」で提供中の約6万件の飲食店情報
・「goo旅行」で提供中の約1万件の宿泊施設情報
・「goo自動車&バイク」で提供中の約4万件の中古車販売店情報
・「goo映画」で提供中の約600件の映画館情報
(7)「goo」の各種サービスとの連携
ページ下部にある関連リンクの「最寄り駅から探す」「グルメ検索」「goo地図」のリンクをクリックすることで、地図で表示している地点を基点として「goo路線」の路線情報、「gooグルメ&料理」の店舗情報、「goo地図」サービスを提供するなど、利用者の様々な利用シーンに合わせたサービス提供を行うことで利便性向上を図っています。
<利用方法>
「gooラボ」の「エリア情報検索実験」コーナーもしくは、「goo地図」にアクセスしていただくことでご利用いただけます。
地図をご利用の際には、地図画面上部のタブにてこの度新たに提供する「衛星写真」「衛星+地図」の2種類を加えた合計4種類の地図(「スクロール」「衛星写真」「衛星+地図」「地図画像」)から目的の地図サービスを選択していただきます。
・「gooラボ」からの利用方法 (URL:http://labs.goo.ne.jp/)
「gooラボ」の「エリア情報検索実験」のコーナーから、もしくは直接、「エリア情報検索実験」のページを表示後、「住所でさがす」「駅名でさがす」「郵便番号でさがす」「住所リストからさがす」「地図からさがす」などで検索することで、スクロール地図が表示されます。詳細な使い方は、ページ内の使い方のリンクに記載されています。
・「goo地図」からの利用方法 (URL:http://map.goo.ne.jp/)
「goo地図」で、「住所でさがす」「駅名でさがす」「郵便番号でさがす」「住所リストからさがす」「地図からさがす」などで検索することで、スクロール地図が表示されます。詳細な使い方は、ページ内の使い方のリンクに記載されています。
<実験期間>
平成17年10月20日(木)~平成18年3月末 (予定)
平成17年10月20日(木)~平成18年3月末 (予定)
<利用条件>
Webブラウザ
・ Microsoft Internet Explorer 6.0以降(Windows OSのみ)
・ Mozilla FireFox 1.0.4以降
・ Netscape 7.1以降
・ Opera 8.0以降
・ Safari 1.2以降(Macintosh OSのみ)
Webブラウザ
・ Microsoft Internet Explorer 6.0以降(Windows OSのみ)
・ Mozilla FireFox 1.0.4以降
・ Netscape 7.1以降
・ Opera 8.0以降
・ Safari 1.2以降(Macintosh OSのみ)
※JavaScriptが利用可能であること
回線:1.5Mbps以上を推奨
回線:1.5Mbps以上を推奨
2. 今後の展開
NTTレゾナントでは今後、この度の実証実験期間中に、さらに地図上に表示する対象ジャンルの拡大や、「gooブログ」等のサービスと連携させることで、より地域情報取得についての利便性の向上を図ります。また、本実証実験の成果と利用動向を分析すると共に、利用者からのご意見を踏まえ、「goo地図」をはじめローカルサーチサービスに関して今後のサービス展開の可能性について検討してまいります。
以上
《 補足 》
(*1)【 NTTレゾナント 】http://www.nttr.co.jp/
NTTレゾナントは、平成16年4月1日、インターネットポータルサイト「goo」や、独自のEラーニングサービスを提供するNTT-Xと、ブロードバンドコンテンツ提供サービス「BROBA」や、映像会議サービス等のパッケージサービスを提供するNTT-BBの事業を統合し、営業を開始しました。
NTTグループのブロードバンド事業のアプリケーションサービスとして、国内最高レベルの検索機能を有する「goo」を、ブロードバンド時代をリードするポータルサイトとして強化・発展させるとともに、操作性に優れた高品質な双方向映像コミュニケーションサービスを先導的に開発・提供するなど、インターネットユーザの幅広いニーズに応える利便性の高いサービスを実現します。
(*2)【 goo 】http://www.goo.ne.jp/
NTTレゾナントが運営する『goo』は、1か月あたり約2,840万ブラウザ※からのアクセスを有する、日本を代表するインターネットポータルです。サービスの中核である「検索サービス」ではWebページの検索サービスのみならず、辞書や地図、その他各種実用情報などの多彩且つ膨大なデータベースの検索サービスを提供しています。また、併せて「コンテンツ」「パーソナル便利ツール」「コミュニティサービス(約 600万会員)」等の幅広いサービスも提供しています。また、それらサービスへのアクセス者数を背景として、国内屈指のネット調査サービス「gooリサーチ」等を、主に法人向けに提供しています。
※2005年9月の弊社ログシステムより、『goo』へのアクセスデータから、当該期間中にアクセスされたユニークブラウザ数をカウントし算出。