「goo」ウェブ検索結果ページのリニューアルについて ~ユーザニーズに対応したウェブ検索カスタマイズ機能を追加~
平成18年4月20日
お知らせ
NTTレゾナント株式会社
「goo」ウェブ検索結果ページのリニューアルについて
~ユーザニーズに対応したウェブ検索カスタマイズ機能を追加~
NTTレゾナント株式会社 (*1、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:資宗 克行)は、本日、インターネットポータルサイト「goo」(*2)のウェブ検索サービスにおいて、検索結果ページのリニューアルを実施します。
この度のリニューアルでは、ユーザの好みにより検索結果表示レイアウトの一部変更が可能となる新機能を追加し、より分かりやすいウェブ検索サービスへの刷新を図ります。また、平成17年4月に、国内検索ポータルサイトで初めてトップページをCSS(*3)に対応させましたが、この度、ウェブ検索結果ページについてもCSS(*3)対応を実施します。
1. 背景
「goo」ウェブ検索サービスでは、ユーザの皆様の行動支援メディアとして、ウェブ検索サービスだけでは探し出すことのできない多様な専門情報データベースもウェブ検索結果として情報を提供するべく、改良を重ねてきました。
一方で定期的に実施しているユーザ調査からは、ウェブ検索結果ページの表示のカスタマイズを始めとする、ページデザインに関する様々な要望が寄せられています。
このようなユーザニーズに応え、ユーザの利便性を向上するため、この度のリニューアルでは、ウェブ検索結果ページの新機能の追加や一部レイアウトの変更、およびCSS対応を行います。
2. 概要
(1) 専門検索結果表示の開閉および表示順序変更機能追加
ウェブ検索結果ページの右部分に、検索されたキーワードに関連したウェブ検索以外の専門検索結果を表示していますが、この各項目表示件数の設定、およびドラッグアンドドロップによる表示順序変更機能を新たに追加しました。これによりユーザが特別な設定をすることなく、ウェブ検索結果ページ右部分のカスタマイズが可能になります。
<各項目表示件数の設定>
ウェブ検索結果ページの右部分に表示される専門検索結果について、検索結果を「1件表示」、「全件表示」に切り替えることで、表示件数を変更することができます。
<表示順序変更および保存機能>
ウェブ検索結果ページの右部分に表示される各項目の上部をドラッグアンドドロップすることで、各項目の表示位置を移動させて表示順序を変更することができます。なお、変更した表示件数と表示順序は自動的に保存されるため、次回以降の検索結果に反映されます。
(2) レイアウトの変更
より快適にウェブ検索をご利用いただくため、ウェブ検索結果ページの検索窓、および検索ボタンを拡張しました。
また、検索窓の下に「絞込みワード」として、入力されたキーワードと同時によく検索されているキーワードを厳選し、最新のものから表示します。同様に、入力されたキーワードに対して関連性が高いと考えられるキーワードの中から検索回数の多い定番ワードを、「関連ワード」として上部検索窓の下に表示します。
(3) CSSの対応による使い勝手の向上
ウェブ検索結果ページに、文字情報とは別にウェブページの書式を設定、保存することでウェブページの構造を単純化させることができるCSSに対応することにより、ページ表示速度の改善といった使い勝手の向上を図っています。
同時に、CSSに対応していないブラウザからのアクセスも自動的に判別し、従来と同じ方式でウェブ検索結果ページを表示します。
3. 今後の展開
NTTレゾナントでは、ユーザの要望に基づきいち早く「goo」の改善を図ると共に、最新の技術を積極的に取り入れる事で、より利便性の高い検索サービスを提供していきます。
以上
《 補足 》
(*1)【 NTTレゾナント 】http://www.nttr.co.jp/
NTTレゾナントは、平成16年4月1日、インターネットポータルサイト『goo』や、独自のEラーニングサービスを提供するNTT-Xと、ブロードバンドコンテンツ提供サービス「BROBA」や、映像会議サービス等のパッケージサービスを提供するNTT-BBの事業を統合し、営業を開始しました。
NTTグループのブロードバンド事業のアプリケーションサービスとして、国内最高レベルの検索機能を有する『goo』を、ブロードバンド時代をリードするポータルサイトとして強化・発展させるとともに、操作性に優れた高品質な双方向映像コミュニケーションサービスを先導的に開発・提供するなど、インターネットユーザの幅広いニーズに応える利便性の高いサービスを実現します。
(*2)【 goo 】http://www.goo.ne.jp/
NTTレゾナントが運営する『goo』は、1か月あたり約3,020万ブラウザ※からのアクセスを有する、日本を代表するインターネットポータルです。サービスの中核である「検索サービス」ではWebページの検索サービスのみならず、辞書や地図、その他各種実用情報などの多彩且つ膨大なデータベースの検索サービスを提供しています。また、併せて「コンテンツ」「パーソナル便利ツール」「コミュニティサービス(約 612万会員)」等の幅広いサービスも提供しています。また、それらサービスへのアクセス者数を背景として、国内屈指のネット調査サービス「gooリサーチ」等を、主に法人向けに提供しています。※2006年3月の弊社ログシステムより、『goo』へのアクセスデータから、当該期間中にアクセスされたユニークブラウザ数をカウントし算出。
(*3)【 CSS 】(Cascading Style Sheets)
ホームページのレイアウトを統一できるように文字の大きさやフォントなどの書式を登録しておく書類を定義する規格です。文字情報などのページ内容と、色や文字の大きさなどの見栄えの書類を別々にすることで、ページ表示速度を速めたり、音声読み上げブラウザで読みやすくするなどのウェブアクセシビリティを向上することが可能です。