旧NTTレゾナント株式会社のプレスリリース情報です。
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「gooラボ」で、ブログ記事からブロガーの年齢や性別、ブログの影響度などを推定する「ブログ通信簿」の実験を開始 ~最新のブログ記事を分析し、推定した結果を“通信簿”として表示~

平成20年7月23日

報道発表資料

NTTレゾナント株式会社

「gooラボ」で、ブログ記事からブロガーの年齢や性別、
ブログの影響度などを推定する「ブログ通信簿」の実験を開始
~最新のブログ記事を分析し、推定した結果を“通信簿”として表示~

 NTTレゾナント株式会社(*1、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中嶋 孝夫)は、インターネットポータルサイト「goo」(*2)上に開設した実験サイト「gooラボ」において、本日より、ブログに投稿された最新のブログ記事の内容などを分析してブロガーの性別や年齢、影響度などを推定し、“通信簿”として表示する「ブログ通信簿」の実験を開始します。

1.「ブログ通信簿」について
「ブログ通信簿」は、任意のブログについて、最新のブログ記事からブロガーの性別や年齢を推定し、ブログの「主張度」や「気楽度」、「マメ度」、「影響度」の4つの尺度を5段階で推定するサービスです。通信欄には、ブログ記事の分析結果から推定される「生徒会長タイプ」、「一般生徒タイプ」などのタイプと、合いそうな職業などが表示されます。
「ブログ通信簿」を利用することで、自分のブログにどのような特徴が見られるのかを知ることができます。最新のブログ記事を対象として推定を行うことから、ブログ記事を更新するたびに通信簿として表示される結果を楽しむことができます。
なお、「ブログ通信簿」では、日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三浦惺)が開発した以下の技術を利用して、年齢、性別、話題、影響度などを推定し、通信簿として表示しています。

◆文書属性推定技術
ブログ記事から「かしら?」などの「女性」らしい表現や「20代」のブログで多い「就職活動」など、性別や年齢層ごとに特徴的な言葉を抽出し、性別や年代を推定する技術

◆評判情報インデクシング技術
ブログ記事から「楽しい」、「うれしい」などの評判を表す表現を抽出するとともに、それらの表現が肯定的か/否定的かを判別する技術

◆記事タグ推定技術
ブログ記事に含まれる特徴的な単語の統計量を抽出し、それをもとに任意のテキストに対して高い精度で自動的にタグ(話題を表すキーワード)を付与する技術

◆EigenRumor
ブログへのリンク数、記事掲載数、注目度の高いブロガーからのリンクの有無からブロガーの持つ影響度を数値化する技術

2.利用方法など
「ブログ通信簿」ページに表示されるテキストボックス内にブログのURLを入力して作成ボタンを押すとブログの内容が分析され、以下の内容の通信簿が画像として表示されます。

◆プロフィール(ブログ性別、ブログ年齢)
「文書属性推定技術」を利用して、「俺」や「かしら?」などの言葉から性別を、「就職活動」や「三十路」といった年齢層ごとに特徴的な言葉から年齢を自動的に判定します。

◆主張度
ブログ記事内に記載された個人的な考えを表す表現の有無をもとに判定します。意見や感情などを多く述べているほど主張度が高くなります。

◆気楽度
「評判情報インデクシング技術」を利用して、ブログ記事内にある肯定的・否定的な評判を表す表現を抽出し、その比率をもとに判定します。「楽しい!」や「うれしい!」などの肯定的な表現が多いほど気楽度が高くなります。

◆マメ度
ブログの更新頻度をもとに判定します。更新頻度が高いほどマメ度が高くなります。

◆影響度
「EigenRumor」を利用して、ブログ記事がどの程度引用されたかなどのリンク情報を分析、影響度を数値化します。

◆通信欄
上記4つの項目の値から「生徒会長タイプ」や「図書委員タイプ」など学校をイメージしたタイプを判定するとともに、「記事タグ推定技術」等を利用し、ブログ記事の内容から話題や、そのブロガーに合いそうな職業を表示します。

<アクセス方法>
「goo」のトップページ(http://www.goo.ne.jp/)から「gooラボ」をクリック
→「ブログ通信簿」をクリック

※以下のURLから直接アクセスすることも可能です
URL:http://blogreport.labs.goo.ne.jp/

・「goo ブログ」以外のブログをご利用の場合、管理画面にある「更新ping送信先」などに次のURLを入力してください。
URL:http://blog.goo.ne.jp/XMLRPC

<例:gooの広報ブログ「gooの音」の通信簿>
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以上

【本件に関するお問合せ先】
NTTレゾナント メディア事業部
E-mail:pr@nttr.co.jp

《 補足 》

(*1)【 NTTレゾナント 】http://www.nttr.co.jp/
NTTレゾナントは、平成16年4月1日、インターネットポータルサイト「goo」や、独自のEラーニングサービスを提供するNTT-Xと、ブロードバンドコンテンツ提供サービス「BROBA」や、映像会議サービス等のパッケージサービスを提供するNTT-BBの事業を統合し、営業を開始しました。 NTTグループのブロードバンド事業のアプリケーションサービスとして、国内最高レベルの検索機能を有する「goo」を、ブロードバンド時代をリードするポータルサイトとして強化・発展させるとともに、操作性に優れた高品質な双方向映像コミュニケーションサービスを先導的に開発・提供するなど、インターネットユーザの幅広いニーズに応える利便性の高いサービスを実現します。

(*2)【 goo 】http://www.goo.ne.jp/
NTTレゾナントが運営する「goo」は、1か月あたり約4,000万ブラウザ※からのアクセスを有する、日本を代表するインターネットポータルです。 サービスの中核である「検索サービス」ではWebページの検索サービスのみならず、辞書や地図、その他各種実用情報などの多彩且つ膨大なデータベースの検索サービスを提供しています。 また、併せて「コンテンツ」「パーソナル便利ツール」「コミュニティサービス(約 900万会員)」等の幅広いサービスも提供しています。 また、それらサービスへのアクセス者数を背景として、国内屈指のネット調査サービス「gooリサーチ