旧NTTレゾナント株式会社のプレスリリース情報です。
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「環境goo大賞2008」受賞者決定について ~【環境goo大賞】日立製作所、【ユーザ大賞】2部門でイオン株式会社~

平成21年3月25日

報道発表資料

NTTレゾナント株式会社

「環境goo大賞2008」受賞者決定について
~【環境goo大賞】日立製作所、【ユーザ大賞】2部門でイオン株式会社~
URL:http://eco.goo.ne.jp/business/event/taisyou/

 NTTレゾナント株式会社(*1、本社:東京都港区、代表取締役社長:中嶋 孝夫)は、環境保全および社会貢献活動に取り組む企業/行政機関・独立行政法人・国立大学法人/NGO・NPO/個人のインターネットを通じた適切かつ効果的な情報発信を審査・表彰する「環境goo大賞2008」(*2)の受賞者を決定しました。
「環境goo大賞」は、「企業部門」では日立製作所が受賞し、「行政機関/独立行政法人/国立大学法人部門」では過去3回「環境goo大賞」を受賞している仙台市が「環境goo特別大賞」を受賞しました。その他の部門では大賞の該当はありませんでした。
また、今年は生活者視点の評価として、ネットユーザが選ぶ「ユーザ大賞」を部門毎に新たに新設したところ、一次・二次審査を通じて延べ3万1千人の方々の参加・投票がありました。その結果、ユーザ大賞には「企業部門」及び「キッズ部門」でイオン株式会社が2部門、その他の部門ではエコキャップ推進委員会、野口健公式サイト、及び前出の仙台市が受賞となりました。
今回の「環境goo大賞」においては、ユーザが選んだサイトとCSR分野で著名な審査員が選んだ各受賞サイトは一致しませんでした。今後は、ユーザにとって直感的に「見やすい」「わかりやすい」と感じるサイトを構築することに加え、体系的、複合的に情報を記載しているサイトであることが重要な要素となると言えます。
1.審査結果
<企業部門>
■環境goo大賞:株式会社日立製作所(http://www.hitachi.co.jp/environment/index.html)
■優秀賞:サントリー株式会社(http://www.suntory.co.jp/eco/)
■ユーザ大賞:イオン株式会社(http://www.aeon.info/environment/)

<行政機関/独立行政法人/国立大学法人部門>
■環境goo特別大賞:仙台市(リサイクル推進課)(http://www.gomi100.com/
■奨励賞:財団法人環境情報普及センター(EICネット)(http://www.eic.or.jp/
■奨励賞:国立大学法人千葉大学(http://www.chiba-u.ac.jp/)
■ユーザ大賞:仙台市(リサイクル推進課) (http://www.gomi100.com/

<NPO/NGO部門>
■大 賞:該当なし
■奨励賞:WWFジャパン(http://www.wwf.or.jp/
■奨励賞:環境市民(http://www.kankyoshimin.org/
■奨励賞:日本釣り環境保全連盟(http://www.npo-jef.jp/
■ユーザ大賞:エコキャップ推進協会(http://ecocap007.com/

<個人部門>
■大 賞:該当なし
■優秀賞:野口健公式サイト(http://www.noguchi-ken.com/
■奨励賞:ECO検定集会所(http://www.hatikai.net/
■審査員特別賞:市民のための環境学ガイド(http://www.yasuienv.net/
■ユーザ大賞:野口健公式サイト(http://www.noguchi-ken.com/

<キッズ部門>
■大 賞:該当なし
■優秀賞:パナソニック株式会社(エコテクキッズ)(http://panasonic.co.jp/eco/petec/kids/
■奨励賞:サントリー株式会社(サントリー森と水の学校)(http://www.suntory.co.jp/eco/gakko/virtual/
■奨励賞:独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXAクラブ)(https://www.jaxaclub.jp/cgi-bin/index.cgi)
■審査員特別賞:FoE Japan(http://www.foejapan.org/siberia/index_amur.html
■ユーザ大賞:イオン株式会社(エコエコ学習館)(http://www.aeon.info/environment/seikatsuouen/)

2.「環境goo大賞2008」実施概要
主  催:NTTレゾナント株式会社
募集期間:平成21年1月15日(木) ~1月25日(日)
※審査概要については、以下に詳細を記載しております。
URL:http://eco.goo.ne.jp/business/event/taisyou/taisyou_2008/index.html
3. 最終審査員
エクベリ聡子氏 (株式会社イースクエア取締役)
奥真美氏 (首都大学東京 都市教養学部 都市政策コース 教授)
小田理一郎氏 (有限会社チェンジ・エージェント 代表取締役兼CEO)
川北秀人氏 (IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表)
崎田裕子氏 (ジャーナリスト・環境カウンセラー)
佐藤圭樹氏 (凸版印刷株式会社 TIC ネットビジネス企画部 課長)
船越義武氏 (KPMGあずさサステナビリティ株式会社 取締役)
安川良介氏 (環境カウンセラー/サステナビリティ日本フォーラム評議員)

※審査員各審査員による講評をWEB上で公開
応募者層の広がりや持続可能性への関心の高まりを受け、環境的側面に加えてより広範囲で効果的な環境・社会コミュニケーション方法に関する議論を深めたいという要望をいただいています。このような声にお応えし、CSR分野で著名な審査員による「環境goo大賞2008」の審査模様について、4月上旬に「環境goo」上に特集記事として掲載いたします。

◆審査員による全体総評
※各部門の総評、及び受賞サイトに関する講評は、「環境goo」に掲載しています。

第1回から審査に携わらせていただいている者として、何よりも感慨深いのは、応募件数も、ウェブ投票数も、従来をはるかに上回る規模になったことだ。ご応募くださった方にも、投票してくださった方にも、心からお礼申し上げたい。

まず、ウェブ投
票の結果(ユーザー大賞)と、審査員による審査の結果(大賞・優秀賞・奨励賞と審査員特別賞)とが、必ずしも一致しないことについては、わずかな時間で直感的に「いいサイトだ」と感じられるか、それとも複合的・体系的な観点から「よくできたサイトだ」と評価できるかの違いだとお考えいただきたい。どちらかが良い・正しいというものではなく、双方の観点から高く評価されるよう、改善を続けていただきたい。その上で、審査員による最終審査をふりかえると、全般的な傾向として、審査項目の3つのカテゴリーのうち、「情報の構成」については全ての部門で平均得点が7割を超えるという、高い評価を得られたサイトが多いが、「目的・テーマ、使い勝手、運営」は6割前後に、「閲覧者とのダイアログ効果」では5割強(キッズ部門のみ7割)へと、部門の平均が下がっていく。
このことからもおわかりのとおり、「発信したい情報は量的に十分で、適度に構成されているが、閲覧者がそれに反応する機能に乏しい」状況にある。閲覧者数の多い項目のランキングや、関連する項目や質問へのリンクなどの機能が設けられているだけでも、最小限の双方向性が促されるのにと、残念に感じた。
もちろん、寄せられた質問への対応などに労力を要することが、双方向性を躊躇する背景にあることは十分理解しているが、しかし、別の部門(企業や行政ならば相談窓口、NPOでは活動の現場)での日常的な顧客や社会との接点の中から、「最近では、こういうことにも関心があるんだな」ということを察知したら、その項目を盛り込んで、詳細な紹介に誘導するだけでも、日常の社会とのやりとりの手法としてウェブを活用する意義は大きい。社会との接点を支える重要な機能として、さらに活用されることを、心から願っている。

川北 秀人 (IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表)

以上

【本件に関するお問合せ先】
NTTレゾナント メディア事業部
E-mail:pr@nttr.co.jp

《 補足 》
(*1)【 NTTレゾナント 】http://www.nttr.co.jp/
NTTレゾナントは、平成16年4月1日、インターネットポータルサイト「goo」や、独自のEラーニングサービスを提供するNTT-Xと、ブロードバンドコンテンツ提供サービス「BROBA」や、映像会議サービスなどのパッケージサービスを提供するNTT-BBの事業を統合し、営業を開始しました。
NTTグループのブロードバンド事業のアプリケーションサービスとして、国内最高レベルの検索機能を有する「goo」を、ブロードバンド時代をリードするポータルサイトとして強化・発展させるとともに、操作性に優れた高品質な双方向映像コミュニケーションサービスを先導的に開発・提供するなど、インターネットユーザの幅広いニーズに応える利便性の高いサービスを実現します。


(*2)【 環境goo大賞2008 】http://eco.goo.ne.jp/
NTTレゾナントが運営する日本国内最大の”環境情報ポータルサイト”環境gooが消費者のエコライフ推進や、企業の環境経営や環境保全活動、CSR(企業の社会的責任)への取組み促進、行政機関・独立行政法人・国立大学法人・NPO・NGOの持続可能性に関する情報発信を支援することを目的と開催するもので、今年度で第9回を迎えました。