平成21年10月28日

携帯電話向けサイト「モバイルgoo検索」を刷新
～ユーザの携帯電話での検索利用ならではのニーズに応える機能を拡充～
「モバイルgoo」のURL：http://mobile.goo.ne.jp/

　NTTレゾナント株式会社 (*1、本社：東京都港区、代表取締役社長：中嶋孝夫)は、インターネットポータルサイト「goo」(*2)で提供中の携帯電話向け情報提供サイト「モバイルgoo」において、検索対象ページがこれまでの倍となった新検索エンジンを導入すると共に、ユーザが欲しい情報をいち早く検索結果に表示するダイレクト機能の拡充と、検索キーワードに応じた「動詞」を表示し検索結果へ誘導する「行動ナビ」などの機能を追加します。これにより、ユーザの携帯電話での検索利用についての利便性向上を図ります。
本年7月に「gooリサーチ」にて実施した携帯電話での検索に関する調査結果(*)によると、携帯電話での検索利用頻度について約44%のユーザが1年前に較べて「圧倒的に増えた」、もしくは「やや増えた」と回答している一方で、携帯電話で検索を利用しているユーザの約4割が「携帯電話で欲しい情報がうまく見つけられない」「携帯電話で見つけられずにパソコンで再度検索をしている」と回答しています。携帯電話での検索は利用されているものの、約半数のユーザは満足していないという結果になりました。
このような背景を踏まえ、NTTレゾナントでは携帯電話ならではの検索ニーズに応えるべく、モバイル検索を全面的に刷新します。
(*)調査対象：消費者1029サンプル　　調査実施期間：平成21年7月28日から29日
調査期間：NTTレゾナント株式会社「gooリサーチ」

1.「モバイルgoo検索」の機能紹介
上記のユーザ調査を検証し、携帯電話においての検索満足度を向上するために次の機能を実装します。

・検索エンジンを刷新
「モバイルgoo」で使用する検索エンジンを刷新します。検索対象ページをこれまでの倍にするほか、ユーザの検索行動（キーワード入力やクリックしたURLなど）やページ間のリンク関係を解析し、検索スコアを計算する「ランキングアルゴリズム」を抜本的に改良することで、これまでよりも精度の高い検索を実現します。

・「行動ナビ」機能を新たに提供開始
NTTサイバーコミュニケーション総合研究所の協力を得て作成した約30万語から構成される検索キーワードの辞書（知識ベース）をもとに、入力されたキーワードに関係する「動詞」を提示します。「自動車」というキーワードに対し、「乗りたい」「カスタムしたい」「修理したい」、「ラーメン」というキーワードに対しては「食べに行きたい」といった動詞を表示することで、ユーザの目的にあった検索結果へ導きます。

・ダイレクト機能に新コンテンツを追加
平成21年8月から提供開始しているダイレクト機能に、新たに「映画」「辞書」「動画」「レシピ」を追加します。

◆「映画情報」：「駅名　映画」「駅名　映画作品名」（地域設定している場合は「映画作品名」のみ）で検索することで指定した地域周辺で上映中の映画情報が検索結果の上部に表示されます。
◆「辞書」：「（調べたい単語）　とは」「（調べたい単語）　意味」で検索することで「goo辞書」にて保有している情報を優先的に表示します。
◆「動画」：「キーワード　動画」で検索することで、YouTubeなどに投稿されている動画のサムネイル画像を表示します。
◆「レシピ」：「料理名　レシピ」「料理名　作り方」で検索することで、検索条件にあったレシピを表示します。

・携帯向けサイトとPC向けサイトの検索結果を混合して表示
これまで、「モバイルgoo検索」の検索結果画面では、携帯向けサイトとPC向けサイトを分割して表示していましたが、携帯向けサイトとPC向けサイトの検索結果を混合して表示するパターンを選択することが可能になります。

・「モバイルgoo検索」デザインバリエーションを10種類提供
ユーザが自分の好みに合ったデザインを10種類（平成21年10月28日現在）より選べます。色のバリエーションやテーマ・デザインなどを変更できます。

・画像検索機能改善
これまで、「モバイルgoo」での画像検索では、携帯電話で閲覧できる画像のみを表示していましたが、トランスコーダー(*)を利用することで、PC向けサイトの閲覧も可能になるため、より多くの画像を検索することが可能になります。
(*)PC向けサイトの画像を携帯電話の画面表示用に変換する機能

2.アクセス方法
＜モバイルgoo＞URL：http://mobile.goo.ne.jp/

また、下記のQRコードよりアクセスも可能です。
＜モバイルgoo　QRコード＞