旧NTTレゾナント株式会社のプレスリリース情報です。
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gooリサーチ結果 (No.201)パソコン利用者の60歳以上、約8300人対象「シニアの情報端末保有状況」に関する調査結果 ~60歳以上のスマートフォン利用率は4.7%、タブレット端末利用率は2.4%「テレビ」「パソコン」に平日3時間費やしているものの、信頼しているメディアは「新聞」~


2011年8月22日

お知らせ

NTTレゾナント株式会社

gooリサーチ結果 (No.201)
パソコン利用者の60歳以上、約8300人対象
「シニアの情報端末保有状況」に関する調査結果

~60歳以上のスマートフォン利用率は4.7%、タブレット端末利用率は2.4%
「テレビ」「パソコン」に平日3時間費やしているものの、信頼しているメディアは「新聞」~

NTTレゾナント(本社:東京都港区、代表取締役社長:中嶋 孝夫)が運営するインターネットアンケートサービス「gooリサーチ」(*1) は、60歳以上の消費者モニターを対象に「シニアの情報端末保有状況に関する調査」を実施しました。有効回答者数は8,393名でした。

今回の調査は、2012年度に団塊世代が65歳を迎え、大量に労働社会から引退することを背景に、シニア世代の生活実態を明らかにすることを目的として、今回は情報端末の保有状況等について、60歳以上のgooリサーチモニターを対象に実施しました。調査結果から、以下のポイントが明らかになりました。

■総括

(1)60歳以上の就業者割合は40.6%

職業について尋ねたところ「無職」とする者が最も多く41.0%、次いで「専業主夫・専業主婦」が14.9%、「会社員・公務員・団体職員」が14.1%という結果となった。なんらかの形で働いている者(「経営者・役員」「会社員・公務員・団体職員」「派遣社員」「パート・アルバイト」「専門職」「自営業」)は合計で40.6%であり、更に、65歳以上に絞ると24.1%となっている。

(2)普段利用している情報端末は「テレビ」「固定電話」「携帯電話・PHS」

普段よく利用している情報端末は「テレビ」が最も多く87.0%、次いで「固定電話」が73.3%、「通常の携帯電話・PHS」が70.2%となっており、従来からの情報端末は利用率が高い。一方、近年増えてきたデジタル情報端末である「デジタルフォトフレーム」は8.0%、「スマートフォン」は4.7%、「タブレット型端末」は2.4%となっており、利用率は1割未満であるものの、ある一定数以上の利用があることがわかる。

(3)スマートフォンのアプリダウンロード率は86.1%、うち有料アプリは45.1%

スマートフォン所有者のうちアプリをダウンロードした者の割合は無料・有料アプリ併せて86.1%であった。有料アプリは38.9%となっている。

また、タブレット端末所有者のうちアプリをダウンロードした者の割合は無料・有料アプリ併せて80.0%、有料アプリは47.0%となっており、スマートフォン利用者よりも有料アプリダウンロード゙率は高い結果となった。

(4)普段利用しているインターネットサービスはオンラインショッピング

普段利用しているインターネットサービスについて尋ねたところ「オンラインショッピング」が最も多く69.3%、次いで、「検索エンジン」が66.3%、「オンラインバンキング」が45.7%となった。

また、近年若者を中心にサービス利用が増加しているソーシャル系サービスに関しては、「ブログ」が21.1%、「コミュニティサイト(mixi、Facebook等)」が10.4%、「ミニブログ(twitter等)」が7.8%となっている。

(5)平日のメディアへの接触時間はテレビ、パソコンが長い

平日におけるメディアへの接触時間について尋ねたところ、「新聞」「ラジオ」「本・雑誌」「携帯電話」「タブレット端末」は1時間未満が最も多く、「テレビ」「パソコン」は2~3時間が最も多かった。また、「テレビ」「パソコン」は、5時間以上の長接触ユーザも比較的多い結果となった。なお、「テレビ」は男性より女性の方が、「パソコン」は女性より男性の方が接触時間について長い傾向にある。

(6)最も信頼しているメディアは新聞、信頼していないメディアはテレビ

メディアから得られている情報をどの程度信頼しているかを尋ねたところ、総じて信頼している傾向にあることがわかった。中でも最も信頼されているメディアは「新聞」であり85.2%(「とても信頼している」「ある程度信頼している」の合計)となっている。次いで「ラジオ」が73.5%、「テレビ」が69.5%であった。一方、信頼していないメディアとしては、「テレビ」が最も多く9.4%(「全く信頼していない」「あまり信頼していない」の合計)、次いで「本・雑誌」が9.1%、「インターネット」が8.7%となっている。

(7)地域イベント情報の入手先は「回覧板」

地域のコミュニケーション情報、地域イベント情報の入手先は「回覧板」が最も多く67.8%、次いで「インターネット」が39.2%、「掲示板」が30.9%、「知人・友人」が30.5%となっている。女性は男性に比べ「友人・知人」「趣味で集まる場所」での情報収集割合が高く、ネットよりリアル社会から情報を得ている傾向がうかがえる。また、独り暮らしの者は情報を入手しないという割合が比較的多かった。

■調査結果について

1.調査対象:gooリサーチ・60歳以上の消費者モニター(※一部被災地エリアを除く)
2.調査方法:非公開型インターネットアンケート
3.調査期間:平成23年6月17日(金)~平成23年6月22日(水)
4.有効回答者数:8,393名
5.回答者の属性:
【性別】: 男性:76.6%、女性:23.4%

【年代】:

research_20110822

■調査結果データ

※以下をご参照下さい。

パソコン利用者の60歳以上、約8300人対象「シニアの情報端末保有状況」に関する調査結果

≪補足≫

(*1)【 gooリサーチ 】http://research.goo.ne.jp/
ポータルサイト「goo」を運営するNTTレゾナントが企画・実査・集計を行う、高品質で付加価値の高いインターネットリサーチ・サービスです。キーパーソンのビジネスマンを中心とする「gooリサーチ・ビジネス」モニター(8.6万人)、携帯電話でアンケートに答える 「gooリサーチ・モバイル」モニター (13.5万人)、団塊世代・シニア層、ならびに若年層を中心とした郵送
調査手法で回答する「郵送調査専属モニター」(3.4万人)を含め、総計622万人の登録モニターを擁し、消費者向け調査から、法人向け調査、グループインタビューまで、様々な市場調査ニーズに対応しています。
(モニターの人数はいずれも2011年8月現在)

以上
<本発表資料に関するお問合せ先>
NTTレゾナント株式会社 広報担当
E-mail:pr@nttr.co.jp<gooリサーチに関するお問合せ先>
NTTレゾナント株式会社 ビジネスプラットフォーム事業部 リサーチ部門
E-mail:research@goo.ne.jp

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