gooが「ファクトリーアドバンス・ゼロ」プロジェクトを開始 ~「goo botmaker」公開に向けた壽屋との共同プロジェクト~
お知らせ
2019年4月16日
NTTレゾナント株式会社
gooが「ファクトリーアドバンス・ゼロ」プロジェクトを開始
~「goo botmaker」公開に向けた壽屋との共同プロジェクト~
https://botmaker.goo.ne.jp/fad-zero/
ポータルサイト「goo」を運営するNTTレゾナント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:若井 昌宏、以下NTTレゾナント)は、プラモデルやフィギュア制作を手がける株式会社壽屋(本社:東京都立川市、代表取締役社長:清水 一行、以下壽屋)との共同プロジェクト「ファクトリーアドバンス・ゼロ」を発表します。本プロジェクトでは、本日よりユーザーの方々から研究員を募集し、研究員に選ばれたユーザーがチャットボット作成に参画することができます。
さらに、今回の共同プロジェクトで得たデータや知見を活用して、gooは、エンドユーザー向けにAIによるチャットボット作成サービス「goo botmaker(グーボットメーカー)」の公開を目指していきます。
- 背景
NTTレゾナントでは、世界初となる「AIによる長文回答生成」などの技術をベースとしたAI対話エンジン「gooのAI(*1)」の開発に取り組んでいます。さらに、「gooのAI」を用いた恋愛相談サービスや、旅行プラン提案サービスをgooで提供してきました。また、「gooのAI」を活用した他企業のコンテンツとのコラボレーションも展開しています。テレビ放送局や航空会社が保有するキャラクターのチャットボットを開発し、ユーザーとの新たなコミュニケーションを作り出しています。
gooは、AIの技術ノウハウを持ったエンジニアしか今まで扱えなかったAI対話エンジンを、誰しもが簡単に利用し、チャットボットを作成できるプラットフォーム「goo botmaker」のサービスリリースを目指して開発中です。プロ、アマ問わず日本中のクリエイターやファンが、キャラクターのチャットボットを作り出せることを目指します。
- 「ファクトリーアドバンス・ゼロ」について
「goo botmaker」のサービス公開に向けて、壽屋との共同プロジェクト「ファクトリーアドバンス・ゼロ」を本日より開始します。本プロジェクトでは、本年6月に劇場公開の人気アニメ「フレームアームズ・ガール(*2)」の世界観を再現するチャットボットを開発します。また、本日よりチャットボットの作成を体験できる研究員を募集します。
本プロジェクトで開発されるチャットボット「轟雷ゼロ(ゴウライゼロ)」は、アニメに登場するキャラクター「轟雷」が主人公との生活から感情を学んだように、研究員とのチャットから感情を理解していきます。「轟雷ゼロ」は5月15日(水)に公開します。
「フレームアームズ・ガール」の世界には、人工知能(AI)以上に高度な人格を有する人工自我(AS:アーティフィシャル・セルフ)という概念が存在します。アニメでは、完全自律型の小型ロボットのフレームアームズ・ガールが主人公との生活からASを成長させていく姿が描かれました。gooは、この世界観に共感し、現実の世界で体験できる「ファクトリーアドバンス・ゼロ」に取り組みます。
「goo botmaker」について:https://botmaker.goo.ne.jp/
アニメ「フレームアームズ・ガール」について: http://fagirl.com/
- 今後について
「goo botmaker」は、誰しもが簡単にチャットボットを作成できるサービス提供を目指しています。そのためには、サービスの本格公開に先立ち、ユーザーの利用方法等について、あらゆる想定が不可欠となります。gooでは、キャラクターコンテンツを持つ企業との共同プロジェクトなどを通じて、利用上の制約や権利関係の整理、提供方法などの検討を進めていきます。
【補足】
(*1)「gooのAI」は、ポータルサイト「goo」を通じて蓄積したインターネットに関わる技術やノウハウと、NTTグループのAI関連技術「corevo®※」(http://www.ntt.co.jp/corevo/)を活用し、NTTレゾナントが独自に開発した技術です。ディープラーニングを活用した会話の文脈理解や、長文での回答生成が可能なため、ユーザーとの自然で多様な対話を実現します。
(*2) シリーズ累計出荷数100万個以上突破のプラモデルを原作として、2017年4月に全世界で放送・配信されたTVアニメ。フレームアームズ・ガールと呼ばれる完全自律型の小型ロボットが、主人公との生活から感情を学んでいく物語。
※「corevo®」は、日本電信電話株式会社の登録商標です。
※記載されているサービス名および商品名は、各社の登録商標または商標です。
以上