gooと壽屋がチャットボット「轟雷ゼロ」を本日より開放
~選抜された研究員が人工知能に感情を理解させていく「ファクトリーアドバンス・ゼロ」プロジェクト~
お知らせ
2019年5月15日
NTTレゾナント株式会社
株式会社壽屋
gooと壽屋がチャットボット「轟雷ゼロ」を本日より開放
~選抜された研究員が人工知能に感情を理解させていく
「ファクトリーアドバンス・ゼロ」プロジェクト~
https://botmaker.goo.ne.jp/fad-zero/
ポータルサイト「goo」を運営するNTTレゾナント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:若井 昌宏、以下NTTレゾナント)と、プラモデルやフィギュア制作を手がける株式会社壽屋(本社:東京都立川市、代表取締役社長:清水 一行、以下壽屋)は、共同プロジェクト「ファクトリーアドバンス・ゼロ」において、チャットボット「轟雷ゼロ(ゴウライゼロ)」を、第一弾としてLINEにて、本日より公開します。ユーザーはLINEで「轟雷ゼロ」との会話が楽しめます。
「轟雷ゼロ」は、壽屋原作のアニメ「フレームアームズ・ガール(*1)」の世界観を再現するチャットボットです。本アニメの登場キャラクター「轟雷」が主人公との生活を通じて感情を理解したように、「轟雷ゼロ」は研究員として選ばれたユーザーとのチャットを通じて感情を理解します。なお、4月16日~23日の募集期間で100人の研究員を有償5,000円(税抜)で募集したところ、1,700人強からの応募がありました。
- ファクトリーアドバンス・ゼロについて
「ファクトリーアドバンス・ゼロ」は、本年6月に劇場公開の人気アニメ「フレームアームズ・ガール」の世界観を再現するチャットボット「轟雷ゼロ」を1,700人強の中から選ばれた研究員とともに開発するプロジェクトです。AI対話エンジン「gooのAI(*2)」をベースとした「轟雷ゼロ」は、研究員とのチャットを通じて感情を理解していきます。
「ファクトリーアドバンス・ゼロ」では、本日より「轟雷ゼロ」をLINEで一般ユーザー向けに公開します。「轟雷ゼロ」との会話を通じて、感情を理解していく過程を体験できます。また、一般ユーザーとチャットボットとの対話ログは研究員にフィードバックし、「轟雷ゼロ」の感情理解の方針決定に活用(*3)していきます。
「ファクトリーアドバンス・ゼロ」について : https://botmaker.goo.ne.jp/fad-zero/
アニメ「フレームアームズ・ガール」について: http://fagirl.com/
- 利用方法
LINEにおいて、QRコードもしくは、「友だち追加」から「轟雷ゼロ」と検索し友だちになってください。
LINE公式アカウント 友だち追加URL:
https://line.me/R/ti/p/%40smx3858j
- 今後について
gooは、あらゆるユーザーが簡単にチャットボットを作成できるサービス「goo botmaker」の提供を目指しています。サービスの本格公開に先立ち、今回の共同プロジェクト等を通じ、権利関係の整理や法制度・倫理的な側面等についても十分に検証を重ねていきます。また、キャラクターコンテンツを持つ企業やアイドルが所属するプロダクション企業などと共同プロジェクトの検討を進めており、今年中に複数のプロジェクトを実行し「goo botmaker」のサービス実現に向けて取り組んでいきます。
壽屋は、従来のホビービジネスだけに留まらず本件の取り組みを通じてデジタルコンテンツへの事業領域拡大に今後も注力して参ります。
【補足】
(*1) シリーズ累計出荷数100万個以上突破のプラモデルを原作として、2017年4月に全世界で放送・配信されたTVアニメ。フレームアームズ・ガールと呼ばれる完全自律型の小型ロボットが、主人公との生活から感情を学んでいく物語。
(*2)「gooのAI」は、ポータルサイト「goo」を通じて蓄積したインターネットに関わる技術やノウハウと、NTTグループのAI関連技術「corevo®※」(http://www.ntt.co.jp/corevo/)を活用し、NTTレゾナントが独自に開発した技術です。ディープラーニングを活用した会話の文脈理解や、長文での回答生成が可能なため、ユーザーとの自然で多様な対話を実現します。
(*3) 一般ユーザーとのチャットから「轟雷ゼロ」が直接学習することはありません。
※「轟雷ゼロ」の利用には、LINEアカウントが必要です。
※「轟雷ゼロ」は利用者から送信されたテキストデータに対して応答します。静止画、動画に対しては応答しません。
※ LINEは、LINE株式会社の商標または登録商標です。
※「corevo®」は、日本電信電話株式会社の登録商標です。
※記載されているサービス名および商品名は、各社の登録商標または商標です。
以上