平成26年度 西宮市総合防災訓練、安否情報確認ツール「J-anpi」参加レポート 被災者管理台帳と連携し、安否情報の迅速な発信を支援
2014年11月11日
お知らせ
NTTレゾナント株式会社
平成26年度 西宮市総合防災訓練、
安否情報確認ツール「J-anpi」参加レポート 被災者管理台帳と連携し、安否情報の迅速な発信を支援 NTTレゾナント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:若井 昌宏、以下、NTTレゾナント)は、2014年11月5日(津波防災の日)に兵庫県西宮市(所在地:兵庫県西宮市、市長:今村岳司、以下、西宮市)が行う「平成26年度 西宮市総合防災訓練」に参加し、西宮市の総合防災訓練を支援しました。
1.当日の安否情報発信訓練の様子
訓練当日は、地元の中学生・看護学生・障害者、陸上自衛隊、西宮警察・甲子園警察、消防など約600名が参加し、20年前の阪神淡路大震災にて実際に西宮市が経験した事象を想定した訓練が行われました。避難者約300人には、阪神淡路大震災時に実際にあった事柄が記載された「グリーンカード」が渡され、各避難者はケガや家族の状況などそれぞれのシナリオに沿って、避難を行い、避難所や消防担当者が誘導や避難所運営の訓練を行いました。 NTTレゾナントが提供するJ-anpiは災害時に家族等の安否を確認するためのツールで、今回の訓練では西宮市が作成する「被災者台帳」をJ-anpiにアップロードすることで、被災者はスマートフォンからJ-anpiを利用し、家族や知人の安否情報を確認できるか確認しました。 避難所の様子
安否情報を確認する避難者
J-anpi画面
2.参加者のコメント
避難訓練を行った方(J-anpiを使った方)のコメント
「地震が発生して家族の安否が分からないのは、とても不安だと感じました。今回、外出中と想定された家族の安否をJ-anpiで確認しましたが、家族の名前を入れるだけでケガの状態やどこの避難所にいるかが分かり、とても簡単でした。東日本大震災のときは、電話やメールがつながりにくかったが、インターネットはつながったと聞いているので、スマホのインターネットで使えるJ-anpiは使いやすそうだと感じました。」
西宮市防災危機管理局 黒木様のコメント
今年度は、避難所の開設から運営までを一連の流れで実動する総合的な訓練を実施いたしました。避難所の避難者の情報については、迅速・正確が求められ、J-anpiは一つの情報を発信するツールとして、今後も使っていきたいと考えており、今回の訓練で、受付時の説明や手順の確認等、今後、検証していきたいと思います。
(参考)J-anpiについて
NHK・NTTとNTTレゾナントが共同運営している「J-anpi 〜安否情報まとめて検索〜」は、2011年3月の東日本大震災にて、安否情報が通信キャリア各社や各種企業・団体に点在していたことを課題とし、その情報をまとめて確認できるサイトです。 URL:http://anpi.jp 以上
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